二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケスペ†君と一緒に†30話UP ( No.432 )
- 日時: 2010/03/11 23:02
- 名前: 月音 ◆MoYaKs53do (ID: ixDFu4/i)
- 参照: 4章はほとんどサイドキャラ中心
- #31 ニンゲンを創る +レッドSide+ 
 “昔、何も無い場所に、3つの卵が出来た。卵は孵り、神が生まれた 一つの神は、『世界』を、一つの神は、『時間』を、一つの神は、『空間』を創りだした
 空間が生み出した三つの湖に、3つの卵がまた生まれ、孵った
 一つは『感情』、一つは『意志』、一つは『知識』の聖霊だった
 世界の神は思いついた。
 「私達は、いずれ眠りに就くだろう。だから、私達の“力”を受け継ぐ“ニンゲン”を創ろう」
 と。時空の神もそれに賛成した
 そして、心の聖霊に頼み、創ろうとした。その時
 「闇と影を継ぐ者も、必要だ」と、時間が言った
 「ならば、私が闇と共に創ろう。影は暗と共に」と世界が言う。しかし、意志が言う
 「その者達に、“象徴”も必要です。光と闇には月。時と空には感謝。影と暗には海を…。どうですか?」
 意志の提案に光(世界)は賛成した
 まず、光と闇を司り、月を象徴するニンゲンを創った
 次に時間と空間を司り、感謝を象徴とするニンゲンを創り
 最後に影と暗を司り、海を象徴とするニンゲンを創った
 その時、“ポケモン”の大本といえる存在と後になる聖霊が現れた
 「ねぇ、その光と闇の子は、“世界の宝が来る”だから“宝来”で、時間と空間の子は、“神々の美崎”。つまり“神崎”、影と暗はー、“海を魅せる”で“海魅”。で良いんじゃないかな?」
 聖霊はクスクス笑いながら言った”
 「……宝来…優奈。神崎…悠斗。海魅、詩亜…」
 この本は、神の御三家の誕生秘話って所だったのか………。
 ん…、気配がする。振り向くと…
 「……って、皆居たのか」
 「えぇ、にしても良く見つけたわね……“愛の力”っていうのかしら♪」
 「なっ………!!!」
 自分でも顔が赤くなってるのが判る。まったく、ブルーめ………
 「と、とりあえず、これ借りようぜ」
 「そーッスねぇ、」
 「そうですね……」
 「そうだな」
 グリーンたち機嫌悪い……。いや俺のせいだろうけど。てか俺のせいだろ
 「まったく、急に機嫌悪くなって。そんなに好きならさっさと告白しちゃいなさいよね」
 「…五月蝿い女だ」
 「別に、怒ってないよ。姉さん」
 「そーッスよ。これっぽっちも怒ってませんよ」
 と言いつつ、顔が引きつってるの、判るぞ
 一つため息をついて、本を借り、図書館を後にした俺達だった
 続く
