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*標的２２*【晴れの守護者の対決】

「さぁ＿＿＿＿＿＿＿始めようか。」

始まってしまった戦い。

できれば…やりたくはなかった。時間の無駄だし(そこか
でもね——、これはやらなくてはいけないんだ。
たとえ…

“それが大切な人だったとしても”

***

—忍ｖｓ了平

「すいませんね…、でもボスの為なので。」

「極限に燃えてきたぞぉぉぉ！」

話がかみ合っていない2人。

しかし、戦いはその2人が話しているほど甘くはない。

これは…ある意味で“運命”を分ける戦いなのだから。

2人はこのことを理解していた…だからこそ

『負けられません/負けられないぞ』

同時に動いた二人、

晴れの守護者は主に守備の方が多い。

だから…これは一発にかけた方が早いと感じた。

それに…これは覚悟の差がある、
だからこの勝負はより“覚悟”が強い方が勝つのだ。

忍は大鎌で…了平は持ち前の極限太陽マキシマムキャノンで攻撃をした。

『ドぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉン!!』

激しいぶつかり合いの音が響く…


結果は＿＿＿＿＿＿引き分け。

了平は傷を負い完全に気絶をしていて

忍は意識はあるが重症………。

この2人を見ればあることが分かるも同然だった。

“この戦いは…



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　無意味。


　あるのは…



　　　　　　　悲しみと

　　　　　　　　　　　苦しみと

　　　　　　　　　　　　　　　大切なものを失うだけ—————”