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■第1話■〔続きナノです〕

リーバーは叫びながら必死に逃げていた。
「はっはっはーこのメカは僕ちゃんオリジナルの・・・」
コムイが言いかけるとサラサラな黒髪を一束ねした男が言葉を遮った。
「六幻・・・災厄招来界蟲一幻！！」
真っ白で真っ赤な目をした害虫のような生物にあっさりと壊された。
「ちょちょちょっとー僕ちゃんのかわゆいメカに何するんだよーぅ！！」
彼の名は神田ゆう。
超クールって言うかシャイなのだ。
「・・・はぁ」
神田は呆れたようにため息をついた。
「神田くーん許さないよー！！こーなったら最終兵器の・・・」
グルグルッ
リーバーや他の科学班達がコムイをグルグル巻きにした。
「悪かったな迷惑かけてーっほら撤収だぁ」
そう言って科学班達は皆行ってしまった。
『はぁ・・・もう私からも後でちゃんと言っとくから・・・。ごめんね神田ー！ありがとう』
プイッ
神田は顔を少し赤らめてスタスタと行ってしまった。
—あれ？もしかして・・・神田もリナリーのこと・・・。
『アレン君も起こしちゃってゴメンね」
「いえっ大丈夫ですよ」
『じゃあ食堂行こっアレン君』
「はいっ」
そしてアレンとリナリーは食堂へ向かった。