二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】 国を守る糧 ( No.68 )
- 日時: 2010/12/12 14:52
- 名前: アリア (ID: JFNl/3aH)
- 参照: http://www.takamin.com/oekakichat/user/oekakichat3.php?userid
 いつもどおりの江戸の町。変わらない日常の中で一つだけいつもと違うことがあった。
 真選組屯所の塀のトコロに、一人の少女が腰掛けていた。少女の風貌は・・・人目を引くような異様さがただよっていた。
 傍らには何かが置いてあり、頭には薄い布を被り、長い髪が垂らされている。衣服は男物のところどころすり切れていたりして、手足もだらしなくブランと垂れている、みすぼらしいものであった。
 そこに俗に言うチンピラのような若者がやってきた。
 「・・・お嬢さん何やってんの?何で綺麗な顔してんのにそんな格好してんのォ?」
 「・・・。」
 男が何を言っても少女は反応せず、生気のない目だただ一点を見つめている。
 男も少々苛立ちを感じたのか、声がだんだん荒くなって来た。
 そこへ真選組一番隊隊長、沖田総悟が真選組屯所内から出てきた。
 「そんなみすぼらしい格好でお高くとまってんじゃねェぞ女ァ!!」
 「・・・。」
 沖田がその様子を見ていると、それでも無反応の少女に我慢の限界がきたのか、男はついに手を上げた。
 一応警察のため、暴行はとめねばならない。沖田が男と少女のところへ歩を進めた。
 しかしその前に少女の腕が動いた。
 振ってくる男の手を前に素早い動きで男の喉に手を伸ばし、強く握った。
 男の声にならない声が辺りの人々を振り向かせた。人目を気にしたのか逃げようとした男。だが暴行未遂で沖田に捕まった。
 沖田が少女のもとへ戻ったら、少女は顔を上げた。やけに整った顔立ちで、目の色が違うという、特殊な容姿をしていた。
 その後、少女は一度真選組に保護されることになった。
 聞いたところでは、少女の名は眞木友里亜。行く宛もなく歩いていたらしい。
 「なら真選組にいなさい。危険だし行く宛もないんだろ?」
 局長の近藤が言う。優しさからの言葉にただ俯いて首を縦にふるばかりだった。
 何故行く宛もなくフラフラと一人で歩いていたのかを聞いても、何を聞いても俯いて黙るばかりだった。
 「あんたは何がしたいんですかィ?」
 沖田に言われた言葉にこんなものがあった。
 それに対しても、無言を貫き通した。
 いったん終わりw
 何かシリアスwwww
 ごめん!!
