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——番外編前編——



「今日は遊園地に行く。」

事の始まりはこの言葉。

「・・・遊園地。」

「遊園地？やったー！！」

「にしても久しぶりだなー！！」

最初に嫌そうに言ったのが友里亜。嬉しそうに頭のアホ毛をぴょこぴょこさせるのは翼。にーっとまた嬉しそうに笑う瑞生。

「でも俺ら遊び行っていいのか？」

「まぁ良いって言ってんだから良いんじゃない？アタシもちょっと楽しみだし。」

「私もー！！・・・てかやっぱ行動って・・・？」

「もちろん主人とのペア♪」

「ククク・・・逃げられないからなァ華麟・・・？」

「う・・・ウチが何でこんな目に・・・」

「だったら俺もだろぉ！？ちょ、神威さぁぁぁん！！」

みんな好き放題くっちゃべる始末。

「まぁ早く行きやしょうぜィ。」

「んー・・・だな。いちゃついてる奴らもいるけど・・・。」

沖田の言葉に頷きながらいちゃついてる（男側の一方的な）瑞生と華麟にご愁傷様とでも言いたげな目で呟く友里亜。

「てかこれ・・・三回だけで終わるのか・・・？」