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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re:泣き顔って見られたくないよね、恥ずかしいから。 ( No.83 )
- 日時: 2010/05/01 13:48
- 名前: 柚莉(●>ω<●) (ID: /dA6IieT)
- 参照: 名前変えました!!もと杏里ですヨロ(`・ω・´)スク!
- 泣きながら走った・・・。 
 何処にも行く当てなんか無い・・・。
 ただ逃げたいだけ・・・。
 私が泣きながら走ってた時、あいつは笑ってた。
 “何で生きてんのよ、死ね!!おまえなんか死ね!!ハハ八ハハハハハッ!!!死んじゃえ!!!アハハハハハッ!!!”
 最悪だ・・・。
 あんなの母親じゃない・・!!
 あんなの・・あんなの・・・赤の他人だ!!!
 走って着いた先が、もう二度と来ると思ってなかった場所。
 そう、私の生きがいだった施設・・。
 ──────────青空施設・・・。
 私を唯一拾ってくれた施設・・・。
 だが、この施設はもう無い・・・。
 施設があった場所は変わってない。
 だが、建物の形は無い。
 ─────・・・火事で燃えたからだ・・・・。
 ううん。あんなのは火事じゃない。
 私が居た青空施設は燃やされた。
 ─────・・・・連続放火魔に。
 それは私が施設に入って5年位たった時だった。
 事件は突然起きた。
 そのときは、天気がよく晴だった。
 だから、外で遊んで居た。
 いつものようにみんなと遊んでいて、眠くなったから、みんなで、日陰で寝てた時だ。
 そのときに事件は起きた。
 みんなと寝てると、遠くで誰かが叫んでいる声がした。
 ものすごく、大きい声で先生が叫んでいたのだ。
 ──────“逃げろ”と・・。
 先生が必死に叫んでいた。
 だから私は起きた。
 ───────後ろを見ると、施設が燃えていた。
 だから私はみんなを起こして、逃げるように行った。
 だが、もう遅かった。
 施設は燃えて、生き残ったのは数名。
 その1人が私だ。
 それからみんなは何処かに行った。
 それから私はもうここにこないようにした。
 悲しくなるから・・。
 余計涙が出てきちゃった。
 「何泣いてんだ樹里」
 優しい声がしてびっくりして後ろを向くと、
 友里亜、銀時、晋介が居た。
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