二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 揺-tayuta- あ、銀魂でス ( No.17 )
- 日時: 2010/05/12 17:59
- 名前: 超電波人間Z ◆i9wQCXHO3o (ID: lJTa6URm)
- 参照: 超電波人間Z、りゃくして電波Z!「里兎錦」でも活動中!!
- 「あれ?銀さん?」 
 「トイレアルか」
 そう言って2人は辺りを見回す。どうやら喧嘩をしている間に銀時はどこかへ行ってしまったらしい。
 「まァいいアル。どーせパチンコとかアル。もしくはトイレ」
 「……速く戻って来ればいいんだけどな……今日の夕方から仕事入ってるから」
 「マジアルか。めんどくせーなチクショーどんな仕事アルか」
 「コラッ!そんなこと言っちゃダメだよ!なんかね、秋津蜻蛉っていう人の護衛なんだって」
 「なんじゃそら」
 「なんか強引に引き受けさせられたんだって。
 とにかく帰ってくるかな、銀さん」
 6@シリアスな回はみんながみんな格好良く見える
 * かぶき町 町外れのボロアパート
 「ボサボサ!」
 銀時はドンドンと直芭の家のドアを叩いた。
 叩くたびにドアは激しく揺れ、今にも壊れそうである。
 「クソッ開いてねーのかッ!?」
 ドアノブを強引にまわす。すると、バキッと音がした。
 「……とりあえず開いたか」
 銀時は腰に刺さっている木刀を抜いた。
 そして、家に入った。
 ギィィィィ……
 「ボサボサ!出てきやがれ!」
 自分自身、どうしてこの家に来たのか良く分からない。
 が、なんとなく感じるのだ。
 ___神代直芭をかぶき町においてはいけない___
 神代直芭が人斬り仮面ならば、色々な思いが交錯するかぶき町ではきっといいように使われることだろう。
 そんなことになると、黙って見過ごす者がいるハズがない。
 かぶき町は人斬りの町になる。
 そうなる前に何とかしなくてはならない。
 そう思って辺りを見回す銀時。
 殺風景な部屋である。
 慎重に部屋を見ていくが、神代はいない。
 「……留守か……」
 「留守じゃないさ。見落としてるだけ」
 「!!」
 力を抜いた時、聞こえてくる声に銀時は冷や汗を掻いた。
 「白夜叉も安心するときがあるんだな。意外だなァ」
 声は後ろから聞こえてくる。
 「テメー……」
 銀時はギロリと後ろに視線を向けた。
 「改めて挨拶しようか……
 人斬り仮面こと理不尽女王 神代直芭だ。ようこそ坂田銀時お前に
 ____恨みはあるかい?」
