PR
 
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ボカロ家の毎日【VOCALOID】 ( No.364 )
- 日時: 2010/06/13 10:35
- 名前: *yuki* (ID: yjS9W/Zh)
- >>ゆみあ 
 マジ?凛華もそうだって言ってたな……
 22日ってなんかあんのかな。
 *温泉旅館にれっつごー♪*
 ガランガラ〜ン。
 鐘が鳴り響き、おじさんの声が張り渡る。
 そして、周りから歓声が一斉に起きて。
 「おめでとう!超特賞だよ、嬢ちゃん!」
 ……事の発端はいつからなのだろう。
 ナギ姉の買い物に、俺も用があったのでついていくことにしたら、
 ルカ姉さんがミクを連れていけと言ったのだ。
 なんでも、商店街でくじ引きがあり、ミクは強運だからどうだ、と……
 そこで、まあ、じゃあとりあえずみたいな流れで連れてきたのだが。
 まさか、こうなるとは。
 ミクはその強運というか神運で、一回で超特賞をあてたのである。
 「みんな〜!あててきたよ〜!!」
 家に帰ってくると、ミクはこれ以上ないほどの笑顔でそう言った。
 すると、ルカ姉さんが、
 「ほらね、レン君。あたったでしょう?
 ……で、なにを貰ってきたの?」
 と、まるで自分の予言したとおりみたいなことを言い、
 ナギ姉が少し興奮しながら答えた。
 「温泉旅行ですよっ、人数は10名以下なら何人でもいいってっ!」
 頬が赤くなってるナギ姉を見るのは結構貴重なことである。
 なんてのは今はどうでもいいな。
 「えっっ、ホントに?!」
 眼を丸くし、大声をだしたルカ姉さん。
 そして、それにつられたようにリン達がぞろぞろと玄関に来た。
 「どうしたのよ、またミクが馬鹿なことしたの?」
 「リンちゃん、それは失礼だよ、
 で、なんの事件?」
 「ミクはなにをやらかしたんだ〜?」
 3人とも失礼だな、まったく。
 今日ぐらいは感謝しようぜ。
 ……なんだか俺もテンションがあがっているうである。
 笑みがこぼれてしまうのだ。
 そして、それはみんなも同じ。
 口々に、喜々として言われたその言葉で、
 3人にも、大声と共に幸せ病がうつるのであった。
 PR
 
 
 
