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第3話　　　　　ストーカー

〜円堂SIDE〜
「なぁ、あいつらの名前なんっていうんだ？」
俺は名前をきくのを忘れていたことに気づき、あいつら2人と同じクラスの男子に質問してみた。
「あのピンクの髪の子が、赤雷希沙羅さんで、水色の髪の子が、三風由羅衣さんだよ」
「そうか！サンキュー！」
俺は名前をきいた今、あいつらのことを名前で呼べる。
「なぁ！吹雪！豪炎寺！鬼道！風丸！」
「なんだ/どうしたの？」
「今日の放課後、部活ないだろ？だから、赤雷と三風の偵察をしよう！」
「あの2人の名前か・・・」
「赤雷に三風・・・きいたことがある」
「俺もきいたことがある・・・」
鬼道と豪炎寺が言った。
きいたことがあるってのは、どういう意味なんだ？
「どういう意味だ？」
「おそらく・・・何かで・・・」
「思い出せるまで待つか・・・」
風丸が呟いた。その言葉に俺たちは同感し、放課後を待った。
「でも・・・ばれたらすごいことになりそうだ・・・」
「大丈夫だって！なんとかなる！」
風丸はどこか、不安そうだった。


—続く—