二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 狂乱家族日記☆銀魂 ( No.23 )
- 日時: 2010/08/30 13:36
- 名前: ののこ (ID: zXm0/Iqr)
- 「お母さん!?」 
 「優歌よく言った!あとでお母さんがなでなでしてやるぞ!」
 「なでなで……」
 恍惚な表情になる優歌。
 「優歌?戻ってきて!?」
 どっかに行ってしまった姉もとい少女の肩をがくがくする雹霞もとい生物兵器。
 「ハッ!雹霞、もう大丈夫だから!がくがくするのやめて!頭が…!!」
 かるく三途の川を渡りかけた優歌なのでした。
 「貴様は生物兵器だからな、扉を壊すとともに家まで破壊してしまう可能性があるでわないか!」
 「うるさいなぁ。」
 「な!!この凶華様にうるさいだと?貴様まだ自分の立場が分かっていないようだな…凶華様は神!貴様らは愚民だ!!」
 軽く問題発言。
 「そんな、家族構成があってたまりますか。」
 フライパンを片手に二階へ来たのは凰火である。
 「三人の帰りがおそいので見に来てみれば…、凶華早く出てきなさい。朝食が冷めてしまいます。皆待ってますよ。」
 優しく分からずやの妻に話しかける凰火。
 「凶華様は今、とっってもいそがしい!」
 「駄目です。出てきなさい。もう何時だと思ってるんですか?」
 呆れながら問う。
 するとなかから聞こえてきたのは不気味な声だった。
 「くくくく…そう、もうすぐ11時11分だ…そして、このスイッチを押せば楽しいゲームのはじまりだ!!」
 「なッ!まさか、対策局からアレを持ち出したのはあなただったんですか!?」
 「お父さん?」
 「父親?」
 滅多に取り乱さない凰火が蒼白になっているのを見て、不安に名を呼ぶ優歌と雹霞。
 「アレは危険です!やめなさい、凶華!」
 「ふん!やめるものか!こんなもの、処分してしまうのはもったいないだろうが!!」
 負けじと声を上げる凶華。
 「それほど危険なものなんです!やめないなら力づくでも!」
 「父親!手伝うよ!」
 「わ、わたしも!」
 「ふよふよ(汗)」
 四人で扉を押し始めるお凰火達。
 「やめんか!扉がぎしぎしいってるぞ!?ええいやめんか!!」
 ポチッ。
 「「「「「!?」」」」」
 そこに居た凶華も含める皆が青ざめた。
