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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】銀色の執事様!!【恋☆話】 ( No.45 )
- 日時: 2010/08/03 17:07
- 名前: 黒蝶 (ID: HfS/slXT)
- 3text*仕事の引き受け 
 『で、どうしますか?』
 客人がにこにこと笑って聞く。
 にこにこと笑う客人の反対側には—————
 ———————にやにやと笑う銀時の姿。
 『いやぁ、受けるに決まってるでしょう』
 満面の笑みで言う銀時。
 その背後では親指をたてて酢昆布を食いまくる神楽。
 新八は何も言っていないが、悪い気はしないようだ。
 客人はふふっと笑って立ち上がった。
 『これが地図と名刺です』
 そういって客人が差し出したのは城までの地図と客人の名刺。
 先に地図を見るとここから十㎞はあるだろうか。
 客人が先ほど住み込みで構いません。と言っていたのできっと銀時達は住み込みでいくだろう。
 銀時もそのつもりらしく、新八にいろいろ持っていくモノの準備をさせた。
 銀時の心残りといてばその間万屋銀ちゃんは休止になるのが残念そうにしていた。
 ・・・・・・・・・・・・・かも知れないし残念じゃないかも知れない。
 そして地図から名刺へと目を移す。
 『ほぉ。嬢ちゃんは華堂院初音。っていうのか。御前さんも何ともまぁお嬢様らしい名前だな』
 銀時が名刺を見つつ初音の方も見る。
 初音は、にこにこ笑って銀時の方を見続ける。
 すると新八が向こうから歩いてきた。
 『でもお嬢さんが普通客人としては出てきませんよね。ハウスメイドか何かですか?』
 初音は『ハウスメイド・・・ではないですね』と言って新八が『居候ですか?』という質問にもただにこにこ笑うだけだった。
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