二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 偶然?必然?それとも・・・ 【銀魂】2話UP!! ( No.31 )
- 日時: 2010/10/21 20:18
- 名前: リリ (ID: a5DdqbyH)
- 第3話〜ここ、どこ?〜 前編 
 —起きなさい、選ばれし者よ
 頭の中できれいな高い声が木霊する。
 —さあ、目覚めなさい。
 誰?何で?もう少しこのまま寝かせてよ
 —よいから目覚めなさい。
 しつこいな・・・・。
 —早く、早く起きなさい。
 るっさい・・・・。寝たい・・・・・。
 —
 ・・・・・・ 起きろっつってんだろーがこのクソ女!!!
 「うひゃい!」
 いきなり言葉遣いが悪くなったその人の声で、あたしは飛び起きた。
 「え、なにここ?」
 あたしがいたのは真っ白な空間。
 『やっと起きたかバカヤロー。』
 またあの声が響いてきた。
 「誰?」
 『女神だよバーカ。お前が呼んだんだろーが。』
 「は?女神?呼んだ?誰が?」
 『頭わりーな、お前。 あの人形だよ!ったく・・・・。』
 そこであたしはやっと気づいた。
 「え?あの天使のやつ?」
 『そーだよ。今お前の望みかなえてやんの。感謝しろよ。あたしはいい奴だからな。』
 女神はフンと鼻をならした。
 ・・・・こいつ、上から目線すぎだろ。
 「つーかあんた、声と言葉が全くあってないんですけど!!」
 『いいんだよ!これが自然体なんだ。もーいいや、めんどくせー。さっさと行け!』
 「へ?」
 そこであたしは何かにほうり投げられた。
 「え、ええええええ!!」
 なんか落ちてるゥゥゥ!
 テンパってるあたしに女神が言った。
 『あ、あと、お前、そっちはいいと思いこんでるけど、これだけ言っとくぞ。
 禍福は糾える縄の如し。
 そうそう都合よくいかねーってこった。」
 そうして声はとぎれた。
 え?ナにこの状況? っていうか落ちてる?っていうかあたしの言った望みって・・・・・。
 「銀魂の世界に行きたい!」
 ん?てことは・・・・。
 「あたしマジに来ちゃったのォォォォォ!!?」
 地面が見えた。無理無理無理!死ぬってこれぇぇぇ!
 続く
