二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 偶然?必然?それとも・・・ 【銀魂】 第4話UP! ( No.38 )
- 日時: 2010/12/05 13:37
- 名前: リリ (ID: .3t6TJMo)
- 第5話〜現実って意外と厳しい〜 
 「だからいい加減分かりなさいって。」
 あれから小5分程、理奈にじっくり説得された結果、
 「分かりました!もーいいです!あたしは現実を受け止めます!ここは確かに銀魂の世界です!」
 あたしはほとんどやけくそで叫んだ。あ〜あ。もういやだ・・・・。
 「あのー、さっきから何言ってんのお前ら?」
 銀さんが声かけてきた。
 「いや、こっちの話です。」
 わたしはコンマ0,1秒でスマイルになった。だって、バレたらヤバいじゃん。
 ん?ポケットのなかに紙きれが・・・・。 何々・・・・・。
 げ。
 「理奈。」
 「何?また騒ぎだすんじゃないでしょうね?」
 「ん。ポケットに入ってた。」
 あたしがつきだしたのは小さな紙。それには・・・・・・
 『理奈様、瑞姫様、蓮寺様、この世界に来るにあたり、注意事項を申し上げておきます。
 1、 来たら二度と元の世界に戻れない。
 2、 貴方達が元いた世界では、きれいさっぱり、貴方達の存在は忘れられる。
 3、 ただし、そのかわりに、貴方達には、類まれなる生命力、類まれなる武器、類まれなる運が与えられます。よかったネ☆
 なお、武器は貴方達のかばんに入っています。 以上』
 「・・・・・・。」
 「・・・・・・。」
 あたしと理奈はいきをおおきく すった。
 『ふざけんなァァァァァァ!!!!』
 「な〜にが、よかったネ☆だ!全然よくないわボケェ!」
 「せめて金くらいよこせ!生活どうすんだ!」
 あたしたちは紙を思いっきり踏みにじる。
 「ハァハァ。」
 「ゼェゼェ。」
 よし、一回落ち着こう。
 「瑞姫、もうさ、後ろは見ないで行こうよ。」
 「奇遇だね、あたしも今そう思ってた。」
 「そうだな、後、話をはぐらかすのはやめろテメー等。」
 『へ?』
 「おい、ちょっとついてこい。」
 え?え?
 あたしたちはガシッと首もとを掴まれた。その時。
 「銀時。さっきから何をやっておるのだ?貴様は。」
 いきなり話かけてきたのは、さっきから隣にいたきれいな人だった。
