二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスター 黒の雷・白の炎 ( No.37 )
- 日時: 2010/11/19 20:55
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: L46wKPpg)
- 参照: 「とある魔術の禁○目録」の台詞使ったけど気にしないでねww
- あらすじ 
 シッポウシティへ向かおうとしたハルトに、謎の青年、Nが声をかける。
 Nの言っていることが全く分からないハルト。
 だが、次第にNのことが頭にきて、二人はバトルをすることに…
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 「いくぞ、ミジュマル!」
 ハルトは彼のパートナー、ミジュマルを出す。
 「君のポケモンはミジュマルか…。じゃあ、頼むよ、僕の友達!」
 Nがボールを投げる。
 中から出てきたのはチョロネコ…のように見えた。
 だが、次の瞬間、そいつはチョロネコではなくなっていた。
 代わりにいたのはマメパト。
 (あれ? 見間違いか?)
 とか思ってるうちに、そいつはまたマメパトで無くなっている。
 姿を現したそいつは、小さい狐のような、黒と赤のポケモン。
 「…ゾロアか」
 化け狐ポケモン、ゾロアだ。悪タイプだ。ゾロアは、他のポケモンに化けられる。
 「このゾロアは僕の小さい頃からの友達でね。戦わせたくないが、君に思い知らせなければならない…じゃあ、始めるよっ!」
 意味が分からない。何だコイツ?
 「まあいいか。だったら遠慮なく行かせてもらう! ミジュマル、みずでっぽう!」
 水がゾロアを狙う。
 「ゾロア、かわして体当たり!」
 ゾロアが水を避ける。そのままミジュマルに突っ込んだ。
 ミジュマルに激突した。
 「ミジュマル! くっそ、他人のポケモンを傷つけてるくせしやがって、何がポケモンの幸せだ! てめえの言ってる事は矛盾してんだよ! シェルブレード!」
 ハルトが怒鳴る。
 ミジュマルは水の刃を片手に、ゾロアに斬りかかる。
 「ゾロア、あくのはどう!」
 ゾロアが黒いオーラを放つ。
 「うおっ? ミジュマル、みずでっぽうだ!」
 ハルトは急に指示したが、ミジュマルはとっさに技を変えた。
 水と黒のオーラはほぼ互角。
 「そうか、そうなのか! 君のポケモンの声が聞こえる…!」
 またこれだ。いい加減にしやがれ。
 「君のポケモンの声を、もっと聞かせ—」
 「うるっせえなあ! 貴様が幻想に浸ってるんなら、まずはその幻想をぶち壊す!」
 もう我慢できなかった。相手の意味不明な戯言にはもううんざりだった。
 「ミジュマル、そろそろ決めるぞ! シェルブレード!」
 再びホタチに刃が宿る。ホタチを片手に、ゾロアに斬りかかる。
 「くそっ…ゾロア、あくのはどう!」
 ゾロアは悪のオーラを放つ。
 「ミジュマル! その波動も斬っちまえ!一気に襲い掛かれ!」
 ミジュマルはホタチを前にかざす。
 迫ってくる波動を真っ二つに切り裂き、立ち尽くすゾロアを仕留めた。
 その瞬間—
 「ば、馬鹿な! ポケモンが—そんな事を言うのか?」
 Nはゾロアの事も考えていなかったようだ。
 ただミジュマルの言ったらしい言葉に驚いていた。
 ゾロアを戻し、Nはハルトに背を向ける。
 「トレーナーがポケモンの事を考えない限り、ポケモンは救われない…覚えておけ」
 そう言うと、Nは走り去っていった。
 「…結局何だったんだ? まいっか。とりあえず次は…シッポウシティだな!」
 To Be Continued…
