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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻短編【時の流れ】リク募集中 ( No.73 )
- 日時: 2010/12/30 14:56
- 名前: アーシェ (ID: gyX.9WMH)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
- ふわふわかおる 
 鳥のさえずりが聞こえる———・・・
 ここは中納言美月道徳の家である・・そこの部屋の一室に姫様がいた
 姫様は綺麗な藍色に誓い黒の宝石のような目で桜の花を見ていた
 艶やかに光る黒い髪には少し桜の花が付いていた
 その表情にはちょっと寂しそうな顔ででも何か憂いに沈んでいるような表情だった使いのものも今はいない・・一人でいられるゆういつの時間なのだ
 風が強く吹いて桜の花を運んでいった——桜吹雪だった
 まさに姫と桜は絵のようだったこういう絵があったら美しいとか言いようがないだろう
 桜の花びらが部屋の中に入り少女の髪に付いた
 少女は驚き髪に付いた桜の花びらを取った
 とっていたとき綺麗な指が少女の指に当たった
 少女は驚き振り向いた・・そこにいたのは翡翠色の瞳の白銀の髪の少年
 「あなたは・・・?」
 少年はこう答えた・・姫をしっかりみすえながら
 「私は・・姫様にこれから使える陰陽師・・涼那野・・風明ともうします」
 少し低めの声で優しげに応えた・・そしてふわりと優しげに笑った
 少女もつられて笑ったすると少年は頬を紅潮させた
 ふわり・・と衣から優しい香りがながれた
 それは桜の香りとどことなく似ていた
 桜の花びらと共に君の香りが香る
 (ふわふわかおる)
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