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　　　　　　＊条件＆注意事項＊



ガタッ

席を立った。

まずは、この場から逃げることが優先だ。



リリアをつれて・・・・・・









って、思ってたのに・・・・・


みごとに捕まりました。

この三人の人に。



晴「俺たちにも知る権利あるよな？」

ヒ「前に一度関わってるもんね☆」

風「・・・だな」




リ「・・・・・これって、拷問ってやつですか？（小声）」

カ「・・・・多分・・・・（小声）」



教室の隅で、なぜか正座をさせられている（？）私たち二人。




「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」







しばらくの沈黙・・。

















晴「・・・・あー!!!!俺こういう空気苦手なんだよ！！」

風「何か言わない限り始まらないぞ？」

ヒ「そこの転校生の子も、何か言おうよ・・」




まぁね・・・知りたがるのはわからないでもないよ？



だって、転校してきたばかりのリリアが、


ただでさえクラスからはぶられてる私のことを


親しげに『姫様』なんていったら絶対なにかあるって思うし・・。






だけど、全部話すなんてヤダよ。










・・・・ん？






そうじゃん。


話すことを最小限にすれば・・・！





カ「フゥー・・・・」


息を吐いた。

カ「条件がある。」


風「条件・・？」


カ「それと、注意事項だ。」


晴「なんだ？」



カ「条件は、今から話すことを人に言いふらすな。ということ。」


これは、あまり期待していない。


というか、この世界の人に話したところで、この話を信じるかどうかだよね。


リ「ひ、姫様・・？（小声）」


カ「注意事項は・・・・・・・・・・・・



　　　　　　　　一度知ってしまったら


　　　　もう、知らなかった頃には戻れないよ・・？


　
　　　　　　　　　以上。」