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　特別番外編 本編連動？


　……此処は、何処だろう。
　僕は誰だろう。

　真っ白い病室に、僕だけしかいない。
　腕には点滴が付けられており、痛々しい。


「……僕、は……」


　僕は、誰だろう。
　頭の中でぐるぐる回ってる、この……奇麗な女の人は誰だろう。
　赤と黒の……オッドアイ……？
　ううん、違う。
　緑と黒のオッドアイの女の人……？
　＿＿＿＿分からない。
　記憶がごっちゃごちゃに混ざり合ってて、どれが本当の記憶なのかも正直分からない。


「蒼華……？」


　違うんだ、こいつは＿＿＿＿。
　こいつは、確か。
　僕を……否、俺を捨てた＿＿＿＿母親だった筈だ。










「————思い、出した」




　そう、俺は……。
　もし“あれ”が本当に起きた事件なら、夜は……そして、俺のもう一人の姉は……。











——————————







「おいっ！　あいつが……あいつが逃げた！」
「はぁ!?　あいつは、意識不明の重態じゃなかったのかよ！」
「早く、アルコバレーノと九代目に連絡を……っ！」






「————させねぇ」




　その言葉に、二人組の男が俺の方を見る。
　俺は既に先程不意打ちをかけた奴から、銃を奪っている。
　銃を構え、俺は二人組に笑い掛けた。


「お前等に用はねぇ。——————死ね」


＿＿＿＿ズガァアンッ