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一話　「始めて行くところ」

天「・・雷門中にいかなきゃ・・」

帽子（ひょけぼう）を深くかぶった少女は呟いた

天「ここかな・・？」

ついたのは稲妻のマークがついた中学校

少し騒がしい体育館の方へ少女は急いだ

そこで声を掛けられた

天「・・・響さんですよね？」

響「そうだ・・剣の娘さんか？」

天「は・・はい」

響［マネージャーをひきうけてくれるか？」

天「・・・は・・はい」

響［仕事はずっとやっているマネージャーがいるからその人から教えてもらうといいだろう・・」

天「・・・わかりました」

響「やっぱり帽子をかぶってきたんだな・・ここの中にいるやつらは皆いい人だ・・心配しなくてもいい」

天「・・・・・・でも」

響「そうか・・・」

秋「あの・・新しいマネージャーさん？」

響「教えてやってくれ始めてやる子だからな」

そう言って響さんは行った

秋「はじめまして・・え・・と・・」

春「ア！あたらしいまねーじゃーさんですか！」

天「・・（コクリ」

秋「人見知りなの・・？」

天「・・・・す・・すいません」

秋「名前はなんていうの？私は木野秋！よろしくね？」

春「音無春奈です！よろしくおねがいしまーっす！」

天「みぞの・・天音です・・よろしくおねがいします・・」

秋「なんで帽子かぶってるの？」

春「とって見てくださいよ・・かおわかりませんし」

天「なにもいいませんか？・・その・・」

秋「大丈夫！」

〔パサッ・・・〕

帽子を取った

春［ア・・そういうことですか！だったらはやくかくさないと・・」

秋「私達は何も言わないから！・・だいじょうぶよ」

天「・・・・（コクリ」

秋「はじめてきたの？ここに」

天「は・・ハイ・・これからよろしくおねがいします・・」