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一話　「バトルロワイヤル」


『・・・どうなってるんですかこれ』
「分からないわ・・何か嫌な予感がするわね」
「ジュリア！なにかこれおかしいよ！」
「逃げたほうがいいです・・みんなの手を見て下さい」
「・・姫乃さんのいうとおり・・やばいよ」

そう・・武器とサッカーボールの二つが手にあったのだ
それに彼らの表情から見ておかしいと思ったのだろう
どう見立って狂気に満ちた目だったから


【ようこそ・・逃れた者達よ】


「あなたはだれですか・・・・？」
「みんなになにをしたの！」

仮面の男は愉快そうに笑った


【私の名は死仮面・・バトルロワイヤルの主催者】


『バトルロワイヤル・・・！？』
「それでみんなをあやつっているのね！」
「どういうこと・・せつめいしてれる」


【とりあえず君達は別の部屋に移るのだ】


男は指を、パチン、とならした

『ここはどこでしょうか・・・』


【ここにバトルロワイヤルのルールを書いたブックと武器そしてボールがある。それを使ってバトルロワイヤルに参加するのだ】


「強制さんかなわけ！いみわかんない！」
「・・・そのとうりね説明しなさい！死仮面！」


【早々・・やら無ければ仲間達はお互い傷つけあい・・死に至るだろう】


そして少女達は取り残された