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パズルピース２話＾＾

２話　仲間



私は雷門中とゆう所の生徒らしい。

母親に付き添われ、まずは理事長に向かった。


「失礼します。椿を連れて来ました。」


母親が言うと扉が開き、理事長らしき人が居た。
その隣にはミルクティー色のウェーブの髪型をした少女。

少女は心配そうに私の顔を見てくる。


「夜鈴くん、本当に記憶がないのかね？」


理事長にそう言われ、母親がはいと答える。


「椿さん、何も覚えてないの？私の事も、サッカー部のみんなの事も・・・。」


サッカー部？

私はサッカーをやっていたの？

何も分からない。

私は一体何者なの？


「ごめん。貴方の事も、サッカーをやっていた事も分からない。仲間も分からない。」

「そう・・・。」


少女が落ち込む。
記憶が無い私にそんなにも思っててくれるなんてなんだか嬉しかった。


「じゃあ名前を言うわ。私は雷門　夏未。サッカー部のマネージャーをやってるの。他にも部員やマネージャーが居るわ。今日紹介するわね。」

「ありがとう。」


今日は部活に来るだけだが、明日から普通に登校をする。

何も分からないから、明日が不安だ。


そして私には、仲間とゆう存在がいたのだろうか？



２話終わり