二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ワンピース 天まで… ( No.7 )
- 日時: 2011/01/26 18:30
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
- 参照: PCの電源が停電の為落ちました!!orz
- 〜第5話 身分なんか、いらない。〜 
 「ルフィ!大変よ!」
 ナミが慌てて船へ戻った。
 今日の新聞が今届いていた。
 「何だ?そんな慌てて。」
 「あの子の事は、私達にも関係しているわ!!」
 机に、今日の新聞を置いた。
 見出しは、“レイシアの王妃 世界政府への同意”
 「あの子は、ティルア・シーヴィ。王妃よ。」
 「王妃!?」
 「そう。そして、この島はレイシアと隣接している島。この記事には、今日、ここに海軍が攻めると書いてあるわ。」
 「どう関係してんだ?」
 「あのティルアって子は入りたいらしいけど、この先の航路は、レイシアとぶつかってしまう。」
 「どうだっていいさ。俺はあいつを入れる!!」
 ルフィが宣言すると共に、ナミは深いため息をついた。
 「一つ付け足しとくけど……」
 ナミが言おうとしたのを遮るように、爆弾の大きな音が聞こえた。
 海軍による攻撃だった。
 「おい!貴様らは麦わらの一味だな!!」
 「そうだ!それがどうした!!」
 未だ爆弾の攻撃は止まらない。
 「お前らは、ティルア王妃と関係していたのか!!」
 「ああ!し………ムグ」
 ナミが殺気と共に、口を塞いだ。
 すると、一人護送されていたのが目に止まる。
 「あれは…!」
 誰かが動き出す前に、サンジの怒りが爆発していた。
 あっと言う間に敵を殲滅し、気を失っていたティルアに辿り着いた。
 口は塞がれ、海楼石の手錠で拘束されていた。
 ティルアは、衝撃と、落ちた感覚にうっすらと目を開けたが、激しい頭痛が襲い、再び目を閉じた。
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 「大丈夫か?こいつ。」
 声が聞こえる。
 じっとしてると、波の揺れまで分かる。
 目を開けると、見覚えのある天井が映った。
 体中が痛むのをこらえ、やっと体を起こすと、二人(正確には一人と一匹)が居た。
 話を打ち明けた人物。
 「目、覚めたのね。よかった…」
 「ねぇ、やっぱりここは…」
 「船よ。…それより、どうしたの?海軍に襲われて…」
 「分からない。」
 うたた寝していた所に、罵声と共に海軍が入り、対抗したティルアは、殴られて気絶し、そのまま運ばれたと言う。
 「やっぱり、王妃の事がいけないのかなぁ…」
 「知ってたの?」
 「新聞でね。詳しくは知らない。…最近知ったし…」
 すると、扉が開く音と共に、覗き見と盗み聞き現行犯のウソップとルフィが転がって来た。
 「あの時の…」
 「ルフィだ。お前、ここに入りてぇんだろ?」
 「そうだけど…でも…」
 「なら入れ。」
 「え!?」
 「入りたかった理由は?」
 「それは…仲間が欲しかった事。それと、
 “竜石”を見つける事。」
