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−第四話『仲間、増えました。』−

それは突然の出来事だった。
目の前に急にイギリス達が現れ、襲い掛かってきた。

「中国4000年の歴史、覚悟するアルーー！」

ハッとすると、中国が大きな中華鍋で殴ってきた。
バコーンと大きな音が周りに響き、俺は気を失った。
最後に聞こえた言葉は
「ドイツー！ドイツ、助けてーー！」
という、イタリアの憎い言葉だった。
そして、今に至る——————。



　　　　　　　　　　　　　　　　　*



「どうやらイタリア達は聖剣伝説を確かめに行くらしいな！」
弾むような声でアメリカはそう言った。
奴らは俺達の会話を聞いていたようだ。
—————盗聴か？
「ちょうど俺達も聖剣を見つけに行こうとしていた所だ！」
するとアメリカは鼻で笑ってこう言った。
「お前たちは俺の下部シモベとして聖剣探検に着いて来て貰おう！」