二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 第3弾!!どうぶつの森 ホヒンダ村だより —愛した分だけ— ( No.39 )
- 日時: 2011/02/26 23:02
- 名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: yMcAY8PJ)
- 参照: http://ameblo.jp/short-inamori/
- 6話[ *—サーシャからの—* ] 
 サーシャからの、手紙……!!?
 ど、ゆこと……?
 何で、居場所が分かったの?
 ウソだ、よね……?
 「……っ!」
 あたしは、手紙の内容を見る。
 すると、とんでもない現実が目の前に突きつけられた。
 「24時丁度……一人で、しろねこ村に来い……?」
 しろねこ村っていうと、サーシャの村?
 でも、一人だなんて……
 きっと、ミーシャが見たら間違いなく行くだろう。
 そんなこと、させられないよ……!
 こんな手紙……破って捨てちゃえ!
 「えいっ!」
 あたしは、掛け声とともに、手紙を破く。
 ビリッ、という音が響く。
 「……ゴメン、ミーシャ……でも、こうするしかないから……」
 クシャッという音をたてながら、
 サーシャからの手紙はゴミ箱へ捨てる。
 胸に罪悪感が残る。
 「……っ!」
 サーシャとミーシャは、何で対立してるの?
 仲良くすれば、いいじゃんか。
 そう思ったら、何故か目に熱いものがたまった。
 争ってほしくないよ。
 「ゴメン……ミーシャ、サーシャ、あたしには、分からないよ……」
 2人が仲良くなる方法。
 誰か見つけてよ。
 対立なんかしないで。
 お願いだよ……
 あたしは、それだけ言ってその部屋を立ち去った。
 そのとき、ミーシャが起きていたことなんて、
 知る由もなかった……
 「さよりんさん」
 家を出た直後、目の前に誰かが来た。
 え?
 サー……シャ?
 「な、んで……」
 「ふふ、さよりんさん、貴方は盗みをはたらくものを、
 見過ごしますか?」
 そのときのサーシャの目は、冷たかった。
 全てを凍らしてしまいそうな、冷たい目。
 あたしは、動じて、動けなかった。
 「ミーシャ……必ずヤツを捕まえて見せます。
 楽しみにしていてくださいね」
 サーシャは、それだけ言って立ち去った。
 昨日の笑顔は、どこへいったんだろう。
 人の表情って、あんなにすぐ変わるの?
 サーシャ……
 「やめ、てよぉっ……!」
 再び、あたしの目じりに涙がたまった。
 どうして争うの。
 あたしは、2人に傷ついてほしいなんて思ってない。
 お願いだよ……
 争いなんかやめてよ……
 6話★終
 =====作者より=====
 にゃあ←イミフ
 どもです、ショートでございます!
 次回はビックリな展開ですよ((ぇ
 ミーシャg((ネタバレやめ
 ではでは!
 今日はもう更新しますぇん←
 明日、また!
