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* * *

その声の主は、見なくても分かる…
　　　　　　　　　　　　　　　　…—銀さんだ。


「つーかおめエ等、ちけーんだよ!!! まだ20にもなってない子供が—…」

「ちょ、銀さん!!今良いとこだったのに…」


「いっ//、いつからそこに居たんですかぁぁあっ!!//」

銀さん。..の後ろには新八くん..の後ろには神楽ちゃん。
…3人ともゼェゼェハァハァ息を切らしている。

銀さんは今にもこっちに突進してきそうな体制。
　　　　　—それを新八くんと神楽ちゃんが2人がかりで止めている。


「っ…ほ、ほら日影くん!
　　　　　　　もう本降りなっちゃうよ、お家に帰らなきゃ…ね、」


「……。　—でね日向。」


「っ…怒　話を聞けぇぇええぇえ!!!!」

作り笑いの銀さんを完全に無視し、話しを進めたのは日影くん。


「…今日の夜、あの丘で待ってる。」

「…へ？」

「来るか来ないかは日向が決めていい。」

日影くんの言葉に目を見開いたが、目の前の笑顔を見て…つられて私も顔が綻んだ。





—来るか？

—来ないか？

—そんなの決まってる。


—本当は行ってはいけないことも。


—それでも、

—嘘は付けないから。


—私は




　「——————。」

＠next*＊