二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ボーカロイド】御兄誘拐・partⅡ 二章開幕! ( No.98 )
- 日時: 2011/04/16 14:44
- 名前: 香兎 ◆kyRFGkO1TU (ID: h9rhVioE)
 二章#1 お隣サン?
 「がくぽー……なんかおもろいことしてくれへん?」
 「……残念ながらネタが拙者にはないでござる」
 「ツマンネ」
 メイコ達の隣の家屋は、グミたちの家で通称いんたね家。
 ミクたちのようなボーカロイドだが、会社が違う。なのであまり一緒に暮らしている家は少ない。
 この家にはグミ、がくぽの他にもボーカロイドが居る。その子は金色のサラサラロングヘア、黒い露出度の高い服——……
 「あ、グミちゃん。今日居たの?」
 「あー! リリィ! 今日さー、仕事無いからウチ暇で暇で……」
 「そういや、今日新しい子。家に来るんだってさ」
 「ほんま!!???」
 そう、リリィだ。いんたね家をまだまだ甘くみてはいけない。
 そして新しく来るボーカロイド。さて、どういうものか。
 マスターがこっちに来い、と呼んできた。インストールし終わるのか?
 「グミ、がくぽ、リリィ。新しいボーカロイドがもうすぐ来るよ。仲良くしてやんな」
 「「「はいー!」」」
 そしてデスクトップ上にインストールが終了しました、と出て。幼さの残る越えが響いた。
 『VOCALOID2——ガチャッポイドを起動します……』
 おおお、と歓声が少し出て、その『ガチャッポイド』が起動され始めた。
 目の前に光とともに緑色の少年が現れた。
 「初めまして、マスター! 僕はガチャッポイド改め、『リュウト』です!」
 「……宜しく」
 「うはあうはぁこの子可愛すぎるわ……!」
 「リリィがおかしくなった!」
 「幼げな方でござるな」
 名は、リュウトといった。某子供番組の超人的なキャラクターが元らしい。くりくりとした大きい瞳、なんとも印象的な緑色。
 「皆さんよろしくおねがいします!」
 「うんうんリュウト君のことなら何でも聞いてあげるよ」
 「お姉さんありがとう!」
 「リリィってショタコン!!???」
 .お隣サン?
 仲間が増えました。
 .
