二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ短編集 『薔薇の華の夢』あかっち様リク完成 ( No.53 )
- 日時: 2011/03/19 12:25
- 名前: 薔薇結晶 (ID: CeT39c7b)
- さくら様リクエスト短編 
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 雷門中の屋上。
 「コイロ、お前何やってんだ?」
 「あっ、ほらほらアズ。これ一緒に手伝って。終わんない。」
 「ま〜た甘っちょろい罠(トラップ)だな、貸せ。」
 「うっわ〜、アズがやると私の悪戯が一層悪っぽく見える。」
 「そうか?お前のヤツちょっといじっただけだろ。」
 「…素晴らしいっ!」
 「って事であっちのベンチで待機。」
 「ラジャー!」
 <<ガチャッ>>
 <ばふっ>
 「ぷっ…!」
 「あっはっはっはっは!!作戦大成功!!」
 「やったね、アズ!」
 「「何が『やったね』だぁぁああぁぁ!!!」」
 「何で黒板消しがこんなトコあるんだよ!!」
 「虹彩!お前か!!」
 「違う違う、違うよ。それやったの私じゃない。アズだよアズ!」
 「いや、お前だって。確かにちょっと手伝ったけど。」
 「全くお前ら退部にするぞ!!」
 「神童〜、そんな事したらフルボッコだぞ〜?」
 「おぉ、さすがはアズ!」
 「喧嘩界の『女帝』、うん、オーラが恐ろしい。」
 「あーっ、お腹空いたなー…。」
 「購買部行って何か買ってくればいいんじゃねぇの?」
 「次昼休みだしな。パン売切れるぞ。」
 そう言いながらメロンパンを口にしている神童と霧野。
 「拓人、蘭丸。そのメロンパン、私にも分けてよね。」
 「買ってこいよ…。」
 「咲夜にもついて行ってもらったら?」
 「めんどくせぇから却下。」
 「私も面倒くさいもん。購買部って此処から一番遠いし。」
 「…ガム食うか?」
 「食べる!ありがとっ、アズ。」
 「ってかガムって購買部売ってたか?」
 「さあ?まぁ女帝にはあの三国先輩ですら頭上がらないから。注意できないよね〜。」
 「メリケンサック持ってるって噂あるからな。」
 「何それ。」
 「…知らなくていい。」
 「神童、それは嘘だ。メリケンサック破壊力あるけど重いだろ。あたしはソレ持ってない。」
 「制服に鎖ジャラジャラ付けてて良く言うよな。」
 「…喧嘩売ってんのか。」
 「売ってない。」
 「アズ怖っ。オーラから怖い。」
 「予鈴1分前。さっさと食わないとセンコーに見つかんぞ〜、じゃぁな。」
 「お前もガム食ってるだろ。」
 「出した。」
 「早っ。」
 『校則違反です、それ。』
 (へぇ、そうなんだ?)
 (あたしは知らねぇよ、んなモン気にしてたら喧嘩なんて出来ねぇっつーの。)
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