二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: どうぶつの森☆だいすき村だより☆ ( No.10 )
- 日時: 2011/07/13 20:28
- 名前: リボン ◆UGX7J2Qvjo (ID: Aj4Ev7bA)
- 第5話[あたしの妹] 
 「どうしよっかな」
 あたしが前をみたとたん、黒い服をきた少女がたっていた。
 たしかあの服・・・そう!ゴスロリだ。
 でも、どこかで見覚えが・・・。
 そうだ!死んだはずの妹、まなにそっくり!!
 ちょっときいてみよ。
 「あのぉ、貴方、まなですか?」
 少女はコクッとうなずいた。
 「まな、りなを見つけただな」
 そこにクールにそっくりな少年がやってきた。
 てかあれ、クールじゃない!?
 ちょっときいてみよ。
 「あの、貴方クール?」
 「ああ、そうだが?・・・てあぁ!!」
 「なんでクールがいるの!!」
 「りなこそなんでいるんだよ!!」
 「あたしはお兄ちゃんに呼ばれたの!」
 あたしがクールともめてるとこ、まながクールの肩をたたいて耳でこそこそ話してた。
 「ああ、そうだな」
 何が始まるの!?
 「兵隊!!りなをかこめ!!」
 ちょ、あたしやばくない!?
 逃げなきゃ!!
 逃げてるとき、あたしは誰かにあたった。
 ちょっと、邪魔!!
 「りな・マリンを捕まえました!!」
 ちょっと、やめてよ!!
 兵隊にあたしは何かのまされた。
 あたしはだんだん眠くなってきた。
 ああ、もうだめ、寝ちゃう・・・
 そこからあたし、記憶なし。
 ☆
 「だせー!!」
 「黙れ、りな・マリン」
 「えっ・・・」
 まな、貴方はいつからそんなに悪い子になったの・・・?
 「あたしはここの城で生まれた。
 そしてクールというやさしいお兄ちゃんがいた」
 「ちがうよ、まなの兄はりゅうまだy「黙れ!!」
 う、うん、ごめん・・・」
 「あたし戻る、おとなしくここにいろ。
 無駄にあばれたら殺すからな」
 「う、うん」
 そういえば、ここってどこ?
 たしか、あの薬を飲まされてから眠った。
 気がついたらここの牢屋に閉じ込められてた。
 いったい何があったんだろう。
 「はぁー」
 あたしは一息ため息をついた。
 「ティナのいうこときくべきだった」
 あたしはつぶやいた。
 「そういえば、まなって交通事故で死んだはず」
 またあたしはつぶやいた。
 ポタッ、ポタッ
 「あ、あれ?」
 なんで泣いてるの?
 ポタポタポタッ
 「なんで涙が・・・」
 「泣けばいいんじゃねーの?」
 この声は・・・クール?
 「く、クール!!」
 「泣けばいいじゃん、あとで楽になるぞ」
 「く、クール・・・」
 ポタッポタッポタッ
 静まった牢屋の中で、あたしの涙の落ちる音が響く。
 「泣けば?」
 「う、う、うえぇぇぇーーーん!!!」
 あたしは思いっきり泣いた。
 つらい過去、死んだお父様。
 そして、生きてたあたしの妹、まな。
 だがまなの様子は変だった。
 神様、どうしてあたしは・・・
 こんな辛い過去に
 おわれないと
 いけないんですか?
 第5話終わり
