二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: ▼ Blossoms. 〔銀魂/絵描いてみました◎〕 ( No.40 )
- 日時: 2011/05/24 19:33
- 名前: ゆう ◆KQ2/g1I8JM (ID: rXEJOjNA)
 第九話
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 「お前ってのは、なんでそういう風にいつもいつも面倒かけさせやがってよ」
 説教をぐちぐちと垂れる土方
 土方の目の前には聞き飽きたのか頭を前に下げ半居眠りしながらうな垂れる沖田と
 どこからか落ちて来たのに怪我一つ、傷口一つもない花を見てサボる為の口実だと決めつけ
 横目で花を凝視してはまたグチグチと説教を始めた
 「ちょっといいか?」
 ゴリラ似のちょっと偉そうにした人が入ってきて土方に耳打ちすると土方がチッと舌打ちをした
 何があったのか気になり沖田が眠た眼をごしごしとこすってどうしたんですかぃと聞くと
 土方はダルそうに答えた
 「近藤さんから話があるって、オイお前、近藤さんに失礼のないようにな」
 現在進行形で行くと花は疑われている訳だからお前と言われるのも無理ないとは思うが
 花は少しムッとなって真藤花です!と残すとその部屋を後にした
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 「私は・・・夜兎ゴリ、それも自己治癒能力の高い」
 貴方は誰?と聞かれて素直にそう答えると近藤はアレ!?ゴリっつった?と焦りながら聞いてくるので
 花はなんでもないゴリとまた返す、
 「あれ・・?それって口癖?まぁ・・・いいけど、じゃ何処から来たの?」
 そう聞かれると言葉が詰まって部屋の空気が張り詰める
 神威は吉原の件で地球では指名手配扱いになっているとそんな話を耳にしたことがあったからだ
 花の頭の中は、自分が春雨第七団の一員なんて言ったら人質にされて迷惑をかけるんじゃないか
 そんな考えが頭の中でぐるぐる渦巻いて、一言も喋れなかった
 そんな張り詰めた空気を破ったのはいきなり部屋へ入ってきた沖田だ
 「近藤さん、あんまり聞かないでやってゴリ」
 突発的に移った!?と突っ込むとごほんっと咳をしそれはそうと何でだい?と聞いた
 「だって今日空から降ってきたんですぜぃ?傷が疼くんじゃないですかぃ?」
 そう反論すると、近藤はそれもそうだなと引き下がると優しそうに
 「君・・えっと、さっきいってた花ちゃん?だっけ、一応この真選組で保護しておくから今日はゆっくり休みなさい」
 そう言った
 花は目をまん丸にして、牢屋に入れられるんじゃないんだと心の中で安堵の息を漏らした
 その言葉を聞くや否や沖田は花の手を引いて
 真選組を案内しまさぁと言いながら無理やり花を引っ張っていった
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 「どうして私をかばうの?ていうか私は傷なんてとっくn「しっ!」」
 何でという気持ちを抑えきれず花は一方的に沖田へ問いかけていると
 沖田は口元に人差し指を持っていき、しっ!と花の言葉を静止した
 数秒たって沖田は優しそうな、自分の過去を見るような目で
 「勝手に構ってくれる人には頼ればいいんでさぁ」
 カランッ
 心の中の氷が少し溶けるようなそんな音がした
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 つづく
 ・・・/(^o^)\
 無駄に長くなりましたね、うん、
 あとネタがないんでなにかアドバイスくださいいいい(黙
