二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: *SIGNAL*イナズマイレブン* ( No.31 )
- 日時: 2011/07/10 18:07
- 名前: 茜音 ◆lirqr6DwLQ (ID: icsx9rvy)
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 鬼「雅を頼んだ」
 円「鬼道……任せとけ!!」
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 雅「ふっ…………うわぁぁぁっ!!!」
 円「雅!!」
 雅「円、堂……?」
 円「泣いてんのか?」
 雅「別に、グスッ…気にしなくて良いよ…」
 円「なぁ、何で春菜を叩いたんだ?」
 雅「憎かったから。…何も知らずに笑って過ごして、真実も知らずにのうのうと過ごしていることが憎くて、いらついてしかたないの!!」
 円「雅、憎しみで動いちゃダメだ!!」
 雅「……なにも…知らないくせに……」
 円「え…?」
 雅「何も知らないくせに、私に口だししないでよっ!!」
 円「知らないけど、憎しみで動いちゃダメなんた!!」
 雅「話が通じないみたいだね」
 円「雅!!」
 雅「何?」
 円「春菜にちゃんと謝れ」
 雅「嫌だ。何で私が謝らないとダメなの?」
 円「俺達は『仲間』だろっ!?」
 雅「っ!!」
 佐「それは違うな」
 雅「佐久間…!!」
 佐「雅は俺達、帝国の仲間だ。お前達、雷門の仲間ではない」
 雅「そうだよ。私は、帝国学園サッカー部、エースストライカーの空凜雅!!」
 円「だったら、もう一度仲間に戻す!!」
 雅「……」
 佐「お前って馬鹿なのか?」
 円「俺はサッカー馬鹿だ!!」
 雅「佐久間、行くよ」
 円「地区予選の決勝で会おうな!!」
 雅「帝国が勝つけどね」
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 雅「……ハァ」
 佐「雅………雅っ!!」
 雅「え??、何?」
 佐「ぼーっとしてどうしたんだ?」
 雅「何もない。早く帰ろう」
 佐「あぁ…」
 行かなければ良かったと言う後悔が心や頭を支配する。
 雅「(しっかりしなくちゃ…!!)」
 フットボールフロンティア地区予選決勝まで後少し………。
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 雷門中は尾刈斗中に勝ち、そのあとも数々の学校に勝利して行った。
 ついに、帝国対雷門の試合が幕を開ける————
 雅「いよいよだな…」
 影山「空凜、来い」
 雅「…はい」
 連れられて行ったのは決勝が行われるフィールドだった。
 影山「今日の試合は出なくて良い」
 雅「それはどういう意味ですか!?」
 影山「試合は一瞬で終わるだろう」
 雅「何かするんですか!?」
 影山「鉄柱を落とすだけだ」
 雅「っ!?」
 衝撃の事実。
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