二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 星のカービィ×光の堕天使のコラボ! 星の輝き ( No.41 )
- 日時: 2011/08/02 18:12
- 名前: 水月 (ID: SuDcL78Z)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10854
- 「・・・え!?まさか、カービィ本気!?」 
 「だって・・・優しく接したら、怒ると思うよ?それに・・・。」
 と言いかけ、カービィはふ、と影をおとす。そして、口を開く。
 「あの子は孤独だったんだ。やるとしたら・・・この方法しかないんじゃないかな・・・。」
 カービィがそう言うと、フーム達は黙り込む。しばらくして、フームが口を開いた。
 「やりましょう!カービィがそう言うのなら!!」
 住民たちも、フームに頷く。カービィは、その光景を見ると、空に向かって声を張り上げた。
 「作戦、実行だーーー!」
 「おーーー!」
 住民たちは、カービィに合わせるように声を上げる。作戦実行の合図だ。
 カービィ達は、一目散に治療室へ走って行った。
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 「・・・う・・・ぐ・・・。」
 ルエは、まだ泣いていた。涙があふれ出て止まらなくなっていたのだ。
 「・・・何泣いてるんだ・・・。しっかりしろ、自分!」
 そう言い聞かせ、パンパンと両手で頬を叩く。
 涙は止まったものの、目の周りが、泣いていたのか赤くなっていた。
 ふぅ、と息を吐き、ベットに腰掛ける。すると、
 バン!!
 と、勢いよく扉が開いたのも束の間、カービィと住民たちが一気に押し寄せてきた。しかもカービィは、大きな袋を持っていた。
 「・・・なんだ、これ・・・!?」
 と言い、呆然としているルエ。が、気配を感じ後ろを振り返ると・・・住民達とカービィが真剣な顔つきでそこに立っていた。
 カービィはルエの目の前まで歩き、止まるとルエに向かってこう言った。
 「君には悪いけど・・・僕のところに来てもらうよ!!」
 と言うと、思い切り袋をルエにかぶせる。
 ルエは驚く間もなく、袋の中にすっぽりと入れられた。
 住民たちはそれに合わせ、袋の口を縄で結ぶ。
 カービィはルエが入っている袋を担ぐと、住民たちと一緒に治療室を出て行った。
