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11話　　　　「手紙」


と、取り合えず、読まないと…。
えーっと？

「冬風！何してるんだ?」
「ふぇ？わっ！円堂君！
　ど、どうしたの!?」

びっくりしたぁ…。

「だって、冬風遅いから…」

え!?
あ、ごめん…。
忘れてた！
取り合えず、手紙読むのは、後でだよね！
うん！

「ご、ごめん！
　あたし宛に手紙がきてて…。
　誰からかな？って考えてたら、遅くなっちゃって…。」
「そっか！行こうぜ！飯食わないと！」

そう言って、円堂君はリビングいっちゃいました…。
ごめんね、円堂君。
あたし、此の手紙、読まないといけないの。
別に、いけないって訳じゃないんだけど、そんな感じなんだ。
読まないといけない…。そう思うの。
えっと読まないとね。

[冬風　詩織様


初めまして。

僕は、別の世界の住民です。

僕は、貴方をトリップさせた、張本人です。

まだ名前を教える事は、出来ません。

何故なら、僕は、暗黒世界の住民です。

なので、此の世界から　出る事は出来ないのです。

しかし、違う世界に歪みができたら、その世界に入る事が出来るのです

なので、貴方に手伝って欲しいのです。

どうか、お願いします。


僕が貴方を選んだのは、理由があります。

それは、貴方なら、世界を変えられる。

そう思ったからです。

其れと、此の話は、誰にも言っちゃ、いけません。

言ったら、貴方を元の世界に返します。

それでは、失礼致します。]


な、何これ…。
あたしが、貴方を救え、と？
なにをすればいいの？
書いて無いじゃん！
そこ、大切でしょ!
もう、なんなのよ！


続く♪






あとがき

あああああああああ！
どうしよう！
こんなにgbgbになるとは…！
すいません、今後もっとgbgbになります！
今のうちに、にげてぇ！