二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜正反対の最強双子姫〜参照1100突破!! ( No.279 )
- 日時: 2011/09/18 23:23
- 名前: 刹那 (ID: QxOw9.Zd)
- 参照: 運動会、優勝したぜ!!皆で、勝って泣こうぜッ!熱唱したwww
- 〜宿舎〜 
 皆は、試合のビデオを見ている。そんな中、飛鷹は電話をしていた。
 飛鷹「はい…いつもの所で…分かりました。」
 円堂・ティアラ「「…。」」
 〜雷雷軒裏〜
 飛鷹は、今日も練習をしていた。
 響木「それじゃあ、喧嘩の蹴りだな。」
 飛鷹「はい。」
 ?「…。」
 響木(またか…。少し、話しかけてみるか。)
 響木は、少女に近付く。少女は、少し後ろに下がった。
 響木「お前、サッカー好きなのか?」
 ?「…大嫌いです。」
 響木「なら、何故練習を見に来る?」
 ?「…貴方には、関係ありません。」
 少女はそれだけ言うと、その場を立ち去ろうとした。
 響木「待て。」
 ?「何ですか?」
 少女は、少し怒ったように答える。
 響木「少し見て行かないか?」
 ?「!!!」
 少女は驚いたように目を見開く。その時、猫が肩から下り、飛鷹がいる方へ歩いて行く。
 ?「ビアン!戻って来なさい!」
 響木「どうやら、あの猫は見たいようだな。」
 ?「…じゃあ、少しだけ…」
 少女は溜息を吐き、練習を見る事にした。
 響木「お前、名前は何と言う?」
 ?「貴方に教える名は無いですよ。」
 響木「じゃあ、帽子を脱いでくれるか?」
 ?「絶対に嫌です。」
 響木「何故だ?」
 ?「どうして、関係無いあなたに教えなければならないのですか?」
 響木「…分かった、もう何も聞かない。」
 ?「最初から、そうして頂けたら有難かったんですけどね。」
 少女は溜息を吐きながらそう言った。その時、強い風が吹き、少女の帽子が飛んで行った。
 飛鷹「!!!」
 飛鷹は、少女を見て驚く。エメラルドグリーンの髪に青の瞳をした綺麗系の超美少女だったからだ。因みに、2人は>>240でも会ってますが、ラティアは帽子を被っていたので、顔が見えなかったんです。遠くから見ていた時は、夕方だったので、髪の色がはっきり分からなかったんです。
 飛鷹「あの時の…」
 ラティア「…何か?」
 飛鷹「い、いえ…///」
 響木「続けろ。」
 飛鷹「は、はい!」
 飛鷹は、練習を続ける。が、中々当たらない。
 飛鷹「畜生、上手くいかねぇ…」
 響木「どうした?今日は、やけに力んでるな。」
 飛鷹「悔しいんです、俺。今のままじゃ、カッコ悪くて。」
 響木「まぁ、そう焦るな。」
 飛鷹「響木さん、どうしてこんな俺に、つきっきりで特訓を?」
 響木「さあな。もしかすると、お前が俺に似ているからかもしれんな。」
 飛鷹「似てる?俺と響木さんが?」
 響木「ああ。俺にも、粋がってた時代があった。」
 飛鷹「えっ?」
 響木「だが、今の俺があるのは…サッカーのサの字も分からなかった俺を、特訓してくれた人のお陰何だ。」
 飛鷹「どう言う事ですか?」
 響木「その人は、俺の力を信じてくれた。だから俺も、同じように力を尽くす事にしている。それだけの事だ。」
 飛鷹「響木さん…」
 ラティア「…私、帰ります。…ビアン。」
 ビアンは、ラティアの肩に乗った。
 響木「ああ、引き留めて悪かったな。」
 ラティア「そう思うなら、今度からは引き留めないで下さい。私も、もう二度とここに来ませんから。」
 ラティアはそう言うと、帰って行った。
 ラティア「…信じる何て、大嫌いな言葉使わないでよ。信じたって…結局は、裏切られるんだから…あの時みたいに…」
 ラティア姫、登場させちゃいましたw
