二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜正反対の最強双子姫〜 ( No.45 )
- 日時: 2011/08/28 16:01
- 名前: 刹那 (ID: CA3ig4y.)
- 第2話「雷門中サッカー部」 
 ティアラ「ロビンさん!」
 アイス入りクレープを食べ、超ご機嫌なティアラは、外で洗車をしていたロビンに声をかけた。
 ロビン「ティアラお嬢様、どうなされたのですか?」
 ティアラ「雷門中のサッカー部について、教えて貰おうと思って…」
 ロビン「分かりました。丁度洗車も終わった事ですし、あちらのベンチでお話致しましょう。」
 ティアラ「本当?有難う!!」
 ロビン「私が通っていた時、雷門サッカー部は『イナズマイレブン』と呼ばれていました。」
 ティアラ「イナズマイレブン?カッコいい〜!!強かったの?」
 ロビン「凄く強かったですよ。彼等なら、世界を相手に戦えたと思います。」
 ティアラ「うわ〜!!すっご〜い!!そんなに凄いチームなら、監督も凄い人だったんだろうな〜!!」
 ロビン「はい。『円堂大介』と言って、伝説のGKだったそうですよ。その方が、雷門サッカー部の監督だったんです。」
 ティアラ「円堂…大介…」
 ロビン「どうか致しましたか?」
 ティアラ「あのさ…大介って名前、珍しい?」
 ロビン「いいえ、そんな事はありませんよ。…急にどうなされたのですか?」
 ティアラ「ううん、何でもない。(まさか…ね。)」
 ロビン「私はサッカーはしませんでしたが、見るのが大好きでしてね。放課後、よく遊びに行きました。」
 ティアラ「へぇ〜!…ロビンさん?どうしたの?凄く悲しそうな顔…」
 ロビン「…実は、雷門サッカー部に悲劇が起こりましてね…」
 ティアラ「悲劇?」
 ロビン「…はい。40年程前になりますかね…その年のFFの決勝は、雷門中対初出場の帝国学園でした。」
 ティアラ「帝国学園…」
 ロビン「続きをお聞きになられますか?」
 ティアラ「…うん。」
 ロビン「分かりました。決勝戦当日、雷門サッカー部が乗ったバスが、ブレーキの故障で事故を起こしたんです。」
 ティアラ「えっ?!事故?!」
 ロビン「はい。ですが、皆這ってでも、歩いてでも会場に向かおうとしました。ですが…会場に『決勝を棄権する』と言う一本の電話が入りました。そして、帝国は試合せずに優勝。それから40年間、帝国は無敗です。」
 ティアラ「そんな事が…でも、誰がそんな酷い事を…」
 ロビン「…影山零冶様です。」
 ティアラ「お祖父様が?!」
 ロビン「はい。当時、影山様は雷門イレブンの一人でした。」
 ティアラ「でも…お祖父様は、サッカーを恨んでいる…」
 ロビン「はい。…これは、私が知り合いの刑事から聞いた話です。事故の事も、その刑事から聞きました。」
 ティアラ「でも、今年は雷門中が優勝したらしいよ。」
 ロビン「そうですか…」
 ティアラ「で…雷門サッカー部の皆はどうなったの?」
 ロビン「当然、怪我をした者もいました。監督は…亡くなったそうです。」
 ティアラ「そう…何だ…」
 ロビン「…話さなかった方が、宜しかったですか?」
 ティアラ「ううん、聞いたのは私だから。」
 ロビン「…明日、雷門中に日本代表候補が集まるそうですよ。」
 ティアラ「本当?!」
 ロビン「はい。」
 ティアラ「ロビンさん、有難う!!」
 ティアラは満面の笑みで、別荘に入って行った。
 ロビン「…お嬢様の笑顔は…本当に、あのお方にそっくりですね…」
 超意味不な第2話www←ぇ
