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第７話「練習しなきゃ死ぬ集団」

「「「ええぇぇえ!!?!」」」

青空の下に集まった選手達の元気な…

円「ど、どういうことですか!?」

染「おかしいだろ!!」

罵倒が響きます←

久「今言った通りだ。オーストラリア代表ビックウェイブスの対戦までの残り２日間、練習を禁止する。」

まぁ当り前だ。
どれくらい経ったかいなかった私には分からないが最初らへんに「吹けば飛ぶような紙」とか言われたら気合入ってただろうな。
しかしまぁ直球に「練習禁止」とは…

流石久遠監督。

ゾロゾロ

渋々合宿場の自室へ戻っていく選手たち。

久「…夕闇、少し頼みがある。」





ソロ——…

円「よーし…」

一方サッカー馬鹿率いる一部の選手たちは久遠道也に見つからぬよう足音を忍ばせて練習しようと外出を試みていた。

朱「（無駄なんだけどなー；）」

久「何をしている。」

円「うっ!!」

鷹のような鋭さを持った眼光に厳しい口調で指摘され押し黙ってしまう円堂守…ではなかった。

円「監督!!俺達に練習させてください!!」

久「練習は禁止だ。早く自室に戻れ。」

虚しくも無駄なあがきだったが。



円「なら裏口の方から…」

沙「…練習禁止のはずだろ？」

表が駄目なら裏ってか？残念ながら私がいるぞ。

木「あんたは賛成なのかよ。」

綱「あれじゃ俺達にどうぞ負けてくださいって言ってるようなもんだぞ!!」

まったく…血の気が多いなぁ

沙「監督には監督なりの考えがあるんだろ。それに従え。」



染「何なんだよあいつ!!三枝もおかしいと思うよな？」

朱「んー私もよく分からないな；」

いや分かってるけどね；

それに今一番気になるのは…沙羅の事なんだよね。
私は初代は勿論ＧＯまでしっかりと最低３回は見なおした。
けど【夕闇沙羅】っていうキャラはいなかったんだ。

朱「私と…同じ？ボソ」

ズキ

朱「（痛い…）」

まるで思いだすことを拒むかのように。
あれ、そういえば何で私ここまでばれなかったんだっけ？
だってこの私だよ？すぐに…ばれる…

朱「…三枝朱音は考えることを止めます!!」

吹「い、いきなりどうしたの？；」

朱「ちょっとね♪」

分からないことは考えない主義!!






ドンッ　　　ダスッ

沙「ハァ…アニメ沿いならこうなると思ってるけどさ；」

泳いでないと死ぬマグロと同じで練習しないと死ぬ集団かまったく；