二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 世界で噂の双子姫?! ( No.24 )
- 日時: 2011/10/14 18:08
- 名前: 姫佳 (ID: UMNaVWRl)
- 参照: 今週の金曜が中間なのに、全然勉強してない…;ま、いっか☆←
- 第2話「来たぜ!世界大会!!」 
 〜ラティアsaid〜
 ラティア「やっと着いたわ…」
 飛行機から降りた私は、大きく背伸びをした。幾ら飛行機に乗り慣れてるとはいえ、やっぱり長時間乗ってると疲れるわね…。ビアンも疲れたようで、大きな欠伸をしている。
 ?「長旅ご苦労だったな。」
 後ろから声がしたので振り返る。そこには、2人の男性がいた。
 ?「ラティア・クラリスだな?響木正剛だ。」
 ?「日本代表『イナズマジャパン』の監督、久遠道也だ。宜しく頼む。」
 ラティア「初めまして、ラティア・クラリスです。」
 響木「では、早速向かうとしよう。」
 私は響木さんに連れられて、ある場所に向かった。
 響木「あれがイナズマジャパンだ。」
 ロビーには人だかりが出来ていた。皆、見送りに来たようね。
 栗松「スッゲー!!見たでヤンスか?!」
 壁山「イナズマキャラバンを食べたっす!!」
 立向井「あれがイナズマジェット!!俺達、日本代表の飛行機です!!」
 栗松「これでライオコット島まで飛んでいくでヤンスね!!」
 …あれ位ではしゃぐとかお子様過ぎるわ。私は呆れて溜息を吐く。
 乃々美「はーい!お弁当!」
 壁山「うわぁ!!弁当っすか!!」
 少林「何弁ですか?」
 体が大きい少年はケースを開ける。中は色とりどりの弁当が入っていた。…見た目はまあまあね。
 乃々美「あっ!こら!」
 壁山「凄いっす!!」
 少林「美味しそう!!」
 乃々美「ダーメ!!これは飛行機の中でよ。」
 弁当を持っているお姉さんがそう言うと、体が大きい少年は残念そうな顔をした。
 半田「あいつ等の事を頼んだぞ。」
 風丸「ああ。」
 円堂「有難うございます、乃々美さん。」
 乃々美「相手は世界よ!もりもり食べて、いっぱい力をつけてね!期待してるよ、イナズマジャパン!!」
 全「「「おう!!!」」」
 この人達…、全く緊張感が無いわね…。というか、煩過ぎるのよ!!リトルギガントも煩かったけど、それを超えるとは…。
 吹雪「染岡君、佐久間君。僕達の分も暴れてきてね。」
 染岡「おう!!任せとけ!!」
 佐久間「うん。」
 ラティア「あっ、有人と次郎…。リュウジとヒロト、秋もいるわ。」
 響木「知ってるのか?」
 ラティア「はい。」
 ヒロト「緑川。」
 緑川「ん?」
 ヒロト「一緒に行きたかったな。」
 緑川「すまん。だけど、やれるだけの事はやった。後悔はしていない。」
 円堂「緑川…」
 不動「ヘッ、しめっぽいこった。これで最後って訳でもねぇのによぉ。」
 鬼道「不動!!」
 あら…、有人が取り乱すなんて珍しいわね。
 目金「ですが、不動君の言うとおりですよ。」
 円堂「えっ?」
 目金「チームに合流すれば、試合に出る事は可能です。世界大会でも、選手の入れ替えは認められていますからね。」
 円堂「そうなのか?!」
 目金「はい!」
 あいつ、大会のルールも知らないの?!呆れた!!ここまで馬鹿な人を見たのは初めてだわ…
 円堂「よぉし!!吹雪、緑川!!向こうで待ってるぜ!!世界と戦う為には、イナズマジャパン全員の力が必要だからな!!」
 吹雪「頑張ろうね!!緑川君!!もう一度、皆と一緒にプレーする為に!!」
 緑川「七転び八起き…、諦めなければ必ず道は開ける、か。よし!!きっと皆に追いつくから!!」
 ヒロト「うん!!」
 吹雪「僕もこんな怪我、すぐに治してみせる!!」
 円堂「ああ!!そのいきだぞ!!」
 ラティア「…。」
 響木「どうした?」
 ラティア「…イナズマジャパンには、私の大っ嫌いなタイプが多いと思いまして。」
 響木「そうだったか。」
 特にあのバンダナを付けた少年…、あいつは、チームメイトを完全に信頼しきってる。私はそういう奴が大っ嫌い。
 『人と接する時は、どんなに信頼している人でも常に半信半疑で接しろ』
 これが、お父様の教え。人はいつ裏切るか分からない。完全に信頼しきっていると、裏切られた時のショックが大きい。だから、私は心から人を信用した事が一度もない。ティアラやビアンは別だけど。
 虎丸母「豪炎寺さん。この子の事、宜しくお願いします。」
 豪炎寺「はい。」
 乃々美「虎丸君。お店もおばさんも、私に任せて大丈夫だから、力いっぱい戦ってらっしゃい!!」
 虎丸「うん!!」
 夕香「頑張ってね、お兄ちゃん!」
 豪炎寺「ああ。夕香もフクさんの言う事を聞いて、良い子にしてるんだぞ。」
 夕香「はーい!!」
 家族…、か。ちょっと羨ましいわね…
 久遠「全員集合!!出発する前に、紹介したい奴がいる。」
 ラティア「はぁ…」
 響木「どうした?」
 ラティア「…自己紹介、嫌いなんです。元々、人と関わる事自体大っ嫌いなんですけど。」
 久遠「出てこい。」
 久遠監督の呼ばれ、私は皆の前に出た。有人や次郎、ヒロト、リュウジ、秋は目を見開いている。まぁ、当たり前よね。行方不明だった人間が、いきなり現れたんだから。
 ラティア「初めまして、ラティア・クラリスです。今日から、イナズマジャパンの副監督を務めさせていただきます。」
 全「「「えええぇぇぇっ?!?!」」」
 ラティア姫、イナズマジャパンの副監督になっちゃいました!!
