二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.114 )
- 日時: 2011/12/05 16:44
- 名前: 雪姫 (ID: brdCxKVT)
- 66 
 第九章 極寒な銀世界
 〜エドside〜
 +あれから三日後+
 エドとアルが部屋でセントラルに行くための準備をしていると、突然レンリがドアをブチ破って入って来た。
 『ドッバッーーーン』
 レンリ「頼もう〜♪」
 アル「うわああ?!!レンリ?!」
 エド「人の部屋に入るときくらい、ノックしろよな。レンリ」
 レンリ「は〜い^^」
 何故か超テンションの高いレンリに超テンションが低いエドがツッコミを入れる。そして、アルはまだ驚いている。
 エド「それで、なにしにきたんだ?」
 いつになく、零細なエドがレンリに聞く。
 レンリ「今日は、みんなに超超重要な事言うの忘れてたから言いに来たんだァ♪まぁ、とにかく一番広い部屋に来てよ!
 エド&アル「超超重要な事・・・?」
 レンリ「じゃあバイビ〜♪」
 エドとアルの話を全然聞いてないレンリは、いいたいこと全部言うとどこかに向かって走って行った。
 エド「いったい・・・なんだったんだ、あれは・・・」
 アル「うん・・・・。」
 取り残されたエドとアルはまだ、ポカ〜ンと口を開けていた。
 〜一番広い部屋〜
 なんか知らないけど集めらせられたエドたち。なんか、レンリから超超雄大発表があるらしい・・・・。
 エド「で、超超重要な事ってなんなんだ?」
 痺れを切らしたエドがレンリに聞く。
 レンリ「ん〜、そうだね、そろそろいいかな?」
 全(レンリ以外)「?」
 意味深な感じでレンリは言う。
 レンリ「おいで〜、アルト〜。」
 エド「アルト?」
 小さな女の子が隣の部屋から出てきた。そして、レンリの横に立ち
 アルト「アルト・リンクです。」
 と礼儀正しく自己紹介をした。そして、何故かシレーナがアルトの頭を
 シレーナ「…よしよし…よく…できま…した……」
 と言いながら撫でている。
 レンリ「本当だったら、15歳なんだけど訳あって子供の姿になってるの。」
 エド「訳?」
 レンリ「うん。アルトは感情の一部を失っているんだ。」
 ウインリィ「感情の一部ってどうやって失うのよ!」
 レンリ「う〜ん、それにはいろいろと方法があるんだけど・・・今回はめんどいから省く。」
 アル「ええ〜、そんな理由で省くの?!」
 レンリ「うん。」
 エド「うんって、おい・・・・(呆」
 レンリ「まぁ、そんなこんなでこの結晶をアルトのスピルーンに直接入れたいんだ。」
 と言いながら、レンリは黄色い結晶を取り出した。
 ウインリィ「スピルーンに直接って、またスピルメイズに入るの?!」
 レンリ「イエス!」
 驚いているウインリィにレンリは超笑顔で答える。
 シレーナ「…………?」
 でも、シレーナだけはキョトンとした表情をしている。まぁ、シレーナは入って貰う側だったので知らないのも無理はない・・・。
 ブルース「あまり、大勢で行ってもアルトの体に負担がかかるだけだ。あらかじめ、行くメンバーは俺が決めてある。」
 凄く嫌な予感がするが、ブルースからアルトの心の中に飛び込むメンバーが発表された。そのメンバーは
 1、エドワード 4、レンリ
 2、アルファンス 5、リン
 3、シレーナ 6、ランファン
 の6人だ。
 ランファン「若、この命に代えてもお守りします。」
 リン「ああ、頼むランファン。」
 アル「アルトのスピルメイズもシレーナと同じお花畑があるのかな?」
 エド「さぁな、ただ気を抜いたら命の危険があるような場所って事だけは言えるよな。」
 シレーナ「…どんな…ところ…なんだろ……?(ワクワクドキドキ)
 レンリ「そうだねぇ〜、スピルメイズはその人の心を表したものだからねぇ〜。」
 それぞれの思いをそれぞのれパートナーと話している。
 ブルース「お前ら、準備はいいか!」
 全(スピルメイズに行くメンバー)「おう!」
 そして、ブルースが精霊石に込められている魔法を発動させた。
 ウインリィ「エド!」
 突然ウインリィが声をかけてきた。
 エド「なんだぁ?」
 ウインリィ「絶対に、返ってきてねぇ〜!!!」
 エド「ああ、もちろんだぁ!!」
 ウインリィ「うんっ^^」
 ——この時のエドはまだ知らなかった、ある一人の少女がエドとウインリィの楽しそうな会話を見て心を深く傷つけたことを——
 〜ウインリィside〜
 エド「くっ」
 またあの感覚だ、今度はどんな世界に俺たちを連れて行くんだぁ?(エド)
 全(スピルメイズに行くメンバー)「うわああああああ(あんかけチャーハンは好きじゃないぃぃぃぃぃ※レンリ)」
 と叫びながら6人は大きな力に吸い込まれていった。
 ウインリィ「みんな、大丈夫かな・・・?」
 ブルース「大丈夫だ、あいつらはそうすぐに死ぬようなタマじゃない。」
 フー「そうじゃ、若たちは大丈夫じゃ。」
 二人の爺さんに励まされ、ウインリィは
 ウインリィ「そうだよねっ!みんななら、絶対に大丈夫だよね♪」
 と眩しいくらいの笑顔で答えた。
