二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.202 )
- 日時: 2012/04/03 18:18
- 名前: 歌音 (ID: F08K/Z64)
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 レンリの言葉に皆驚いている。
 だが異世界に行くか、ここで死を待つか、彼らには二つに一つの選択肢しかない。
 エド「この空間に入ったらお前の世界……テレジア…。」
 リン「レンリ……どうしても行くのカ…?」
 何か重大な事を知っていると言う感じのリンが思いつめた顔でレンリに聞く。
 時の狭間を、
 レンリ「当たり前だろ……やっと帰れるんだ…。
 私はやっと…兄ちゃんの願いを叶えることが出来るようになるんだ…。」
 見つめ、いやこの先にいる誰かを思い浮かべながらレンリは言う。
 そして祭壇の上に上がりくるりと回ってエド達一人一人の顔を見ながら、
 レンリ「来るか来ないかはみんなの自由だけど、私は行くね♪
 それじゃ、バイビ〜♪」
 いつものレンリどうりの別れの言葉を言った後、レンリは時の狭間絵と入って行った。
 そして次にリンとエンヴィが祭壇の上に上る。
 エド「リン?!」
 リン「エド、俺はお前に会うずっと前からレンリを傍で守り続けるって忌めていル。
 だから、オレは行ク。今までありがとう。」
 と言ってリンは狭間の中に入って行った。
 エンヴィ「ここでお前らなんかと死ぬなんて嫌だね。
 それに、レンリと居た方が面白いからじゃあねおチビさん達♪」
 と言ってリン後にエンヴィも時の狭間へと入って行った。
 そして次にガ王がアルトを脇で抱えて祭壇に上った。
 ガ王「オレとアルトさんは向こうで幸せになります!」
 アルト「助けて〜〜〜〜〜。」
 と言った後ガ王とアルトは時の狭間の中へと消えて行った。
 残ったシレーナとエド。
 エドはまだ悩んでいるみたいだったが、シレーナはもう覚悟を決めているようだ。
 シレーナ「…エド。……あっちに…行っても…戻って…これるよ…。」
 エド「シレーナ…。」
 シレーナ「……大丈夫。……エドは……1人…じゃ…ない…。」
 エド「…そう…だな!」
 シレーナに励まれエドはレンリトブルースの故郷、テレジアへと行くことを決心した。
 祭壇に上り時の狭間の前に立ち、お互いの手を握りしめ、
 エド「行くぞ! シレーナ!!」
 シレーナ「……うんっ!」
 エドとシレーナは時の狭間の中へと入って行った。
 これで皆、魔法世界テレジアへと向かったのだった——
 この行為が良い方向にも悪い方向にも転がっていることをまだ誰も知らずに——
