二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神—— ( No.50 )
- 日時: 2011/11/21 14:51
- 名前: 雪姫 (ID: FQaXdAFn)
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 レンリ「ふぅ〜、キャラ作るの結構疲れるんだよねぇ〜。」
 と言いながらレンリが地べたに座る。リオンも本から目線を放しレンリの方を見る。
 レンリ「でも、びっくりしたなぁ〜。大昔に滅んだはずの、壊楽族がこんな所にいるなんて。」
 少しリオンを睨みながら言うレンリ。リオンも小型ナイフを手に持って
 リオン「それを、言うなら俺もびっくりしたぜ。もう絶滅したとされる龍族と夜兎のハーフの生き残りがこんなところにいるなんて。」
 いつレンリが剣を抜いてもいいように準備をしながら言う。だけどレンリは笑顔で
 レンリ「そんな怖い顔しないでよ^^。私そう言うの興味ないんだよね?世界最強の名は夜兎がとっちゃったけど、世界で二番目くらいに強いじゃん壊楽族だって^^。」
 笑顔だがそれは心からの笑顔ではない。むしろ、恐怖を感じる。
 リオン「世界最強戦争か・・・。」
 懐に忍ばせているものをナイフから銃に変えてリオンは言う。
 レンリ「その時代生きてないからよくわかんないけど、すごかったみたいだね^^。でもくだらないよね、世界最強の戦闘種族の異名なんて。そんなもの手に入れたからって何にもならないのに。だた、戦場でしか生きられなくなってしまうだけなのに。」
 暗くそして重く、レンリは言った。そんなとき、意外な生き物が口を開く
 レオ「レンリ様、いったいリオンに何の用があるのですか?」
 あのレオが後ろ足だけで、立って日本語をしゃべったーー>゜))))彡
 レンリ「用って言うか、なんか真黒くて吐きそうなくらい大きな力がこの辺をうろちょろしてたから忠告をしようと思ってさ。だって、ケットシー1匹と壊楽族1人だけだったら戦力不足でしょ?まぁ、この猫達を見殺しにするんなら話は別だけど・・・(-"-)」
 さっきのレオが話したのは普通とばかりに話が進んでいく。
 レオ「それは・・・リオンと私がいればなにも怖い物なんてありません!!」
 一瞬に苦い顔をしたが、すぐに真っすぐな顔になった。これは、ある意味死ぬ覚悟がある顔だ・・・。リオンは、黙り込んで何かをすごーく考え込んでいる。そして出した結論は・・・
 リオン「わがまま姫は、料理ができないんだってな。この、本を読んで料理のこと勉強したらどうだ?」
 リオンはそお言いながら、「猿でもわかる料理の本」と題名が書かれた料理本をレンリに手渡す。レンリは顔を真っ赤にして
 レンリ「なっ、じゃあこれ読んで料理作ってくるから、私の料理食べるまで死ぬなよ!!私の料理食べて、おいしすぎてそままぽっくりいけ分かったな?!」
 レンリは、料理本片手に顔を真っ赤にして店を飛び出る・・・。ブルースはクスクス笑いながら
 ブルース「明日の夜、また来る。それまで、死ぬんじゃないぞ。」
 と言い残して、レンリの後を追い店を出て行った。残ったレオとリオンは・・・
 レオ「まったく、素直じゃないお姫様だったね、リオン。?リオン?」
 レオがリオンを見てみると・・・
 リオン「夜兎族でも、いい奴がいるんだな・・・(泣)涙が止まらねぇ、目にゴミでも入ったか?」
 リオンの目からは大粒の涙がこぼれ落ちていた。リオンは、初めて他人の優しさを知った・・・。
 レオ「リオン。よかったね・・・。」
 レオは母親が子供を見るような優しい眼差しでリオンを見る・・・。
 それから、5時間後・・・・ここは血の海になる・・・・
 辺り一面に血が飛び散り・・・・本も何もかもが血だらけ・・・・
 こんな、温かみあるこの本屋が血の海になる事を誰が予想できただろう・・・・生存者がいるかどうかは、まだ言えない・・・・だが・・・誰が・・・・この本屋を・・・・いったい、誰が・・・・
