二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.100 )
- 日時: 2012/02/23 18:53
- 名前: 有栖 (ID: lL8RIxSj)
- 「話を聞く限りでは、ボクが今書いている小説が完結するまで、その教団とやらにいけないんですね。」 
 「まぁ、そうなりますね。」
 「頑張りますよ。」
 アリスちゃんも協力してくれるようだ。
 まぁ、この世にあきあきしてるっていうくらいだし、なにか新しい事でもすぐに始めたいんだろうなぁ。
 それに、こっちもそんな簡単な理由で死んでもらっては困る。
 「じゃあ、私はこれで。」
 そういって、アリスちゃんの部屋から出て行った。
 時間的には、もうお昼になっている。もう、こんなに時間たってたんだ。
 「あ! ルキアさん!」
 誰かに呼ばれた。その呼ばれた方を見るとそこには、ファインダーの人がいた。
 「何か、情報をつかめました?」
 「いいえ、今の所は…ルキアさんは?」
 「なんとか、怪奇現象の原因は分かりましたよ」
 「本当ですか!?」
 結構喜んでいる。能力も何もないファインダーの人にとっては、早く任務を終わらせたいんだろうな。
 「はい。ただ、まだ時間はかかりそうです。」
 そういうと、今度は落ち込んでしまった。
 落ち込むだろうなぁ。
 「どうすれば、早く終わりそうですか?」
 そう聞かれたので、私は、一通りのことを話した。
 すると、ファインダーの方は、ものすごく喜んでいた。ネタを集めるのは得意分野らしい。
 これは、なんとかなりそうだ。
 今度は、ファインダーがアリスちゃんの方へ向かった。
 その間に、昼食をすませる。
 だが数分後、落ち込んだ顔をしてすぐに戻ってきた。
 話を聞いてみると、アリスちゃんは、自分でネタを探すというなんともいえないプライドがあるらしい。
 と、いう事は、私達は手出しが出来ない、という事かな。
 しばらく帰れないなぁ。後2、3日かかるのかも。
 『気が遠くなりそうだって奴だ。』
 確かに。
 こんな感じで、アリスちゃんの手伝いをすることも出来ず、教団で過ごすような感じに過ごした。
 なんとも平凡な。
 でも、イノセンスが関わっているのでアクマもたまたま出てくるかもしれない。
 なので、国の様子を見なければいけない。そのことに関しては暇つぶしになるかもしれない。
 夜になり、ベットの上に体を預けて眠った。
 ———————ここは何処だろう?———————
 ——————とても真っ暗な場所。——————
 —————ただ、どこか懐かしい。—————
 ————なぜ?————
 ———誰か、いる?———
 ——君は…——
 『ルキア、ごめん』
 —どうして、謝るの?
 『僕は、君をずっと騙していたから』
 —騙す…?
 『この戦争は止められない』
 『この先、永遠に。時を破壊しないかぎりは、永遠に戦い続ける。人間はそうゆう生き物だから。』
