二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.141 )
- 日時: 2012/03/02 20:28
- 名前: 有栖 (ID: lL8RIxSj)
- 第10話 わがままな室長 
 イノセンスを回収し、教団へ戻った頃にはもうすでに、アリスちゃんはもう任務へいっていた。
 順応はやいな。ついでにクラウディアさんは、荷物をまとめ、ちゃんとに家に帰ったらしい。
 その後の事は、私にもよくわからない。
 朝食も食い終わり、散歩がてら通路を歩いていると私服姿のリナリーがどこかの部屋の前で止まっていた。
 確か、あの部屋は、化学班の皆がいる所だよね。
 よく見ると、後ろには室長さんがいた。
 「おはようございます。リナ姉」
 「あ、おはようルキアちゃん」
 もっと奥にいくと、部屋の中にはラビとアレン君がいた。
 その他多勢の化学班のみなさん。
 「「ルキア、おはようございます/おはようさぁ」」
 「おはようございます。リナ姉は、どこか行くんですか?」
 「えぇ、ちょっと街へお買い物にね。でも、コムイ兄さんが反対して…」
 室長さんは、リナ姉がしょっているバックを引っ張っている。
 そこまで街へいかせたくないのだろうか。
 「街になんて行かない方がいい! 危険がいっぱいだ!」
 「こんな強い子に心配なんていらないさぁ」
 いつのまにかラビが室長さんの近くにいた。
 「私も、そう思います。Lv.2のアクマが大量に出ない限り、リナ姉は負けませんよ。だって、速いですもん」
 「そうよ兄さん。じゃあ、いってきます。」
 リナ姉は、いつのまにか室長さんからバックを取り返していた。
 「いってらっしゃい」
 リナ姉は、手を振って出かけて行った。
 おいかけようとする室長さんをラビが止める。
 こういうのシスコンっていうんだっけ。初めて見る。
 その後、室長さんは、リーバーさんに連れられていく。
 なにしようかなぁ。あの室長さんの様子だと今日は任務なさそうだし。
 そんなこと部屋の外で考えていると部屋の中からすごいいきおいで室長さんが出てどこかに走って行く。
 何があったんだろうとか思って中に入ってアレン君に聞いてみた。
 どうやら、アレン君にもよくわかんないらしい。
 「そういえば、あっちの方向に走って行きましたけど、何かあるんですか?」
 そういって指を差した。すると、リーバーさんが反応する。
 「そっちの方向には確か…」
 「コムリンがしまってある倉庫です!」
 「まさか!!」
 化学班の主なメンバーは、走って外へ出ていく。
 「緊急事態発生さぁ〜」
 ラビは、のんきにそんなことをいっている。コムリンって、確かあの4足方向のロボットの事かな?
 「ルキアも来るさぁ」
 そういってラビに引っ張られながら私も訳が分からないまま外にだされた。
