PR
 
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.253 )
- 日時: 2012/07/07 09:24
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
- 〜1000参照突破記念〜 
 「不思議の国のアリスならずDグレの国のアリスw」5
 光があれば影ができる。影がいれば扉は開かれる。かぁ。
 一体何だろうか。
 と、いうことはまず最初に光をみつけなきゃいけないんだよね。
 光かぁ。なんだろう?
 こんな調子でテクテク歩いていくと、遠くで話声が聞こえた。
 「最近、城の法律厳しいね」
 一体誰と話しているんだろうか?
 「いつも白ウサギ忙しそうだし。まぁ、あの人女ったらしだしまた借金作ってるんだろうけど。」
 「しかも、悪ノリするし。」
 「そっかぁ」
 誰と話しているのかが気になってもっとその声のする方へ歩き出す。
 そこには、白い髪をして右だけ赤目の女の人が教団に向かって歩いているのが見える。
 教団に向かってといってももうどっちがどっちなのかよくわからないけど。
 「そこにいるのは誰?」
 ばれてしまったので仕方なくその人の前までいく。
 よくみたらルキアじゃん。と、いうことはさっきまでルギアと話してたのかな?
 周りを見渡しても誰もいないし。
 「こんにちは、何処に向かおうとしてるの?」
 「お城に行くつもり。で、君は誰?」
 「あ、僕はアリス。」
 もうこのさいこのノリでいってしまえ
 「へぇ、私はルキア。」
 「お城にはどうやって入ればいいのか分かる?」
 「ん〜? 本当は、招待状とか必要なんだけどね。それとか顔パス。でも、アリスちゃん初めてでしょ。
 だから顔パスはもちろんないし、王から招待状ももらってない。女の子だから許してもらえると思うけど。」
 「それじゃ、無理ですか?」
 「ん? 裏道があるみたいだよ。私は知らないけどルギアが知ってる。」
 「それじゃ、教えて下さい!」
 「いいよ。」
 やった。案外楽に入れるじゃん。
 PR
 
 
 
