二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.292 )
- 日時: 2012/05/13 18:25
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
 「アレン君! ルキアちゃん」
 リナ姉の声がして起きてみる。
 「どうしたんですか?」
 「誰かくるわ」
 アクマなのかと息をひそめじっと待っていると、アクマではなくファインダーの人達だった。
 「やったぁ。ご飯だぁ!」
 アレン君は、思いっきり喜ぶ。結構空腹だし、無理もない…よね。
 「ありがとうございます。助かりました」
 ファインダーの人からご飯を貰い食べている。
 どうやら、この人達が通った後はみんなアクマにやられていたというのだ。
 しかもさっきの大量のアクマといい、きっと群で動いている。
 結構厄介だなぁ。
 今日は、雑談しつつ休みを取り、そのまま睡眠を取る。
 また、明日からアクマを倒しながら進まないと。
 どこなのかよくわからない場所。ここでは、千年公の「家族」がいた。
 それぞれ、伯爵を待っているようだ。
 「む、また甘くねぇじゃん」
 ここでは、一番ごつい顔をしたノアの一族の一人。スキンが卵らしきものを食べて言う。
 「スキンに味なんて分かるはずねぇだろ?」
 「ヘッヘッヘ。甘けりゃ味なんてどうでもいいくせに。」
 そのスキンに、双子のノア。ジャスデロとデビットが茶化す。
 そこで、3人は喧嘩となる。
 テーブルの上にのっている食物を取り、投げ合っていた。
 「あぁだからそこは、そうじゃなくてだな」
 「えぇ!! 違うの!?」
 「違う。」
 その3人の反対側では、ノートを広げて勉強している青髪ロード。
 勉強を教えている少し大人びた雰囲気を出しているもう1人のノアがいた。
 髪の色は、赤黒く目の色も純粋な紅色をしている。
 ロードは、3人が争っているのをみつけ、応援する。
 「…おもしろそうなことやってんな。ほどほどにしろよ?」
 一方、もう一人の方は、遠慮しがちに注意していた。
 と、その時奥から人影が2つ。千年公と、ティキの2人だ。
 「どうしましたヵ?」
 「いや、別にぃ」
 ジャス達は、つまんなそうに返事する。
 「相変わらずだな、スキン。デビットとジャスデロも元気そうだ。お前もな。“リクト”」
 リクトと呼ばれた、ロードに近くにいたノアが反応する。
 「久しぶりだな」
 「さて、みんなが揃ったところで。」
 千年公と、ティキが自分の席に座る。そして次の言葉を待つ。
 「宿題手伝ってぇ!!」
 ロードが、持っていたノートやらワークやらを取りだす。
 「まだそんなにあったのか…」
 「まさか、この為に呼んだんじゃないよな?」
 「えぇ! いいじゃん別にぃ!」
 それぞれ、ロードが持ってきたワークを一冊ずつとっていく。
 リクト視点
 「なんだよ、これ。全教科でてんのか?」
 「違うよ。数学と社会と国総だけだよ」
 ふーん。さっきは数学やってたよな。そしたら本の数が合わないんだが。
 一教科に何冊か出てんのか。
 とろあえず、仕方ないが解いていくことにした。
