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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: D.Gray-man 寄生された右目 ( No.465 )
- 日時: 2012/06/24 19:31
- 名前: 有栖 (ID: vDb5uiaj)
- アレンが助かれば、イノセンスも助かったのか。 
 それだったらすぐに助けたかも知れない。
 俺は、イノセンスの方が大事だから。
 「それに、リナリー。俺だって大切な人をなくしてる。」
 「え…」
 「今まで俺がルキアに変わらなかったのもルキアの声が聞こえないからだ。」
 「ルキアちゃんが…ルキアちゃんもいないの?」
 「今はいないだけで、その内復活する。」
 「でも、アレン君は…」
 リナリーが、下をうつむく。
 「アレンは、生きてる。そういえばいいのか」
 「っ! 本当に!?」
 「まだ、アレンのイノセンスも死んでない。アレンと、そのイノセンスは、まだ生きている。」
 リナリーが、俺と目線を合わせる。さっきよりかは、目に光が戻って来ている。
 「まぁ、それにあの“時の破壊者”と呼ばれた小僧がそう簡単に死ぬとは思わない。」
 ブックマンが言う。
 その時、部屋の扉が叩かれる。
 「エクソシスト様、なにか大きい音がしましたが、大丈夫ですか?」
 中に、アニタとマホジャが入って来る。
 マホジャが、われた窓に近づき怒った顔をする。
 「「こいつが割りました」」
 「ひぃ。ごめんなさい」
 ラビが、恐怖におびえた顔で必死に謝る。
 だけど、マホジャはもっと怒った顔でラビに近寄る。
 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
 何回か言った後、ミランダの方へ逃げる。
 「大丈夫よ。ほら、割れたところをみて」
 すぐに、その割れた所は、回復。
 ミランダがイノセンスを発動している時は、いつでも回復。
 まぁ、そうだろうな。その後も、ミランダの説明は続く。
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