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〜第10話　ジム戦始動!!!懐かしき友がジムリーダー〜

あの事件から二日と言う時が過ぎた頃である。

ルイックジムの前で亮太と千尋の姿が見えた。


千尋「坂野財閥の情報によると、ルイックジムは〝岩タイプ〟を中心としたポケモンで攻めて来るらしいわ。さらに使用できるポケモンは一匹。岩タイプを相手とするなら水タイプ・・・・・・」

亮太「炎タイプのヒコザルで攻めてく。別に効果抜群が有利とか、そんなのは関係ねぇ。俺は相棒を逸早く成長させて、強くさせたい。」

千尋「貴方がその気なら私は止めない。・・・・・・覚悟は出来てるのね、亮太!?」

亮太「初めてのジム戦なんだ。絶対に恥をかかねぇ。」


亮太は拳をグッと硬く締め、扉を開けて中へ入って行った。


亮太「・・・・・お前がルイックジムのジムリーダーか!?俺はお前を超えに来た、戦ってくれんだろ!?」

？？？「・・・・・・俺の事は覚えてくれてるか、亮太!?」

千尋「どういう事よ、亮太!?此処のジムリーダーと知り合いなの??」


数多くの客席が並んだ観客席で一人座っている千尋がいきなり立ち上がった。

ジムリーダーの腹には何かで斬られた跡が残っている。


亮太「・・・・・・まさか、〝ノルア司令官〟か!?」

ノルア「覚えていてくれたか、〝リョウタ監視官〟よぉ。」

千尋「監視官!?司令官!?」

ノルア「俺と亮太は七歳の頃に他の野郎たちとも〝夜叉〟というグループでハクスタウンを護ってた、守護者なんだよ。」


第11話へ続く