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〜第11話　過去の守護戦士〜

—————五年前　トウイン地方〝ハクスタウン〟にて

ハクスタウンの守護戦士〝夜叉〟の目の前には〝バスワール山賊団〟と名乗る山賊たちが立ちはだかっている。

バスワール山賊団の隊長〝我紋〟は夜叉の副隊長〝沓名亮太〟に銃を向けていた。


我紋「ここで貴様の人生も幕を閉じる。言い残す言葉はあるか!?」

亮太「・・・・・・・言い残す言葉なんてネェよ。」

我紋「承知した、そのまま幕を閉じろォォ!!!!」

亮太「・・・・・仲間が護ってくれんだから!!!!」

ノルア「午前10時52分、我紋大隊長を逮捕!!!」


我紋の腕には既に手錠が掛けられていた。

そのまま我紋の腕は夜叉の戦士たちに切り落とされた。

その姿を見た、バスワール山賊団の仲間は我紋の元へ駆けつけた。


我紋「・・・・・雑魚の攻撃で俺は死ぬわけネェ。」

ノルア「どういう事だ、我紋大隊長!!!!」

竜「バスワール山賊団はトウイン地方の四方山賊の中の一つだ。子供が挑んで勝つことが出来る相手なんかではない。今後は俺の許可無く動くなよ。」

我紋「分かりきってるじゃネェか、チャンピオンよォ!!!」


四方山賊とはトウイン地方の〝東西南北〟の各地に存在する〝最強〟という称号を持つ山賊団の事である。


竜「バスワール山賊団は俺が追っ払っといてやっから、秘密基地へ戻ってろ。これは〝総監命令〟だァ!!」

我紋「貴様一人でバスワール山賊団を追っ払うだと!?チャンピオンだろうが、ポケモン使わずにぶち殺してやるよ!!!野郎共ォォ、好きにやれェェェ!!!!!」


第12話へ続く