二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【ヘタリア】私は、何者なんでしょう?オリキャラ募集です ( No.80 )
- 日時: 2012/03/18 15:55
- 名前: 陽菜 ◆y/0mih5ccU (ID: c9ok9eqZ)
- うん、数学とか爆発すれば良いし、意味わかんないので、サボりました((オイ 
 成績下がるだと?
 とっくに諦めてます(((((((
 『あ、紅夢さんじゃないですかー!』
 「あれ月藍。サボり?」
 『はい!』
 え?
 そんなに清々しく言うものじゃない?
 気にしたら負けです((
 「私はさ、屋上行こうかなーって思ったけど、やめた」
 『何でですか?』
 「なんとなく」
 『そうですかー。じゃあ!』
 ひらひらと手を振って駆けていく。
 少し後ろを振り返ってみると、紅夢さんの後姿が小さく見えた。
 何故でしょう。
 何だか、哀愁…ううん。何て言うんでしょう。
 よくわからない気持ちが胸を覆い尽くす。
 そんな気分を打ち消すかのように、駆け出した。
 *
 『屋上久々に来ましたねぇ…』
 あれ?私屋上来たことあるっけ?
 ・・・
 ま、いっか☆←
 「…」
 『…誰、ですか』
 うん、なんかこっちを見てる人がいました!
 誰でしょう…。
 初めて見ます。
 「私?うーん、道化師?」
 『いえそうではなくて、名前です。あ、私は月藍です』
 「月藍…。めんどいから月でいい?」
 『はい』
 「私はめんどくさい事は徹底的に避けるからね。名前は、スフィ・シュリヴ・クラウン」
 スフィさん…。
 綺麗な亜麻色の髪に、蒼緑の瞳。
 深い蒼緑の眼には、強い意志がどことなく感じられて。
 吸い込まれそうだ。
 「…また会うかもね?あ、そうそう。見たときにわかったんだけど、君、魔力持ち」
 『……へ?』
 魔力?まりょく?
 どこのファンタジーなお話ですか!?
 「私も持ってるからね。持ってる人はわかるんだ。魔力を使ってみたいのなら、強く祈るんだ」
 『あの…待っ…!』
 ドアを開け、スタスタと歩いていく後ろ姿に、何故か見覚えがあった。
 まただ。
 何かを忘れてる感覚。
 私はまだ何も出来ない。
 *
 「…月。その力を生かすも殺すも君次第だからね。
 記憶を思い出すか思い出さないかだって…」
