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　18話　出発




　秋「円堂君!!」
　円「あっ、秋に夏未!どうだった。」
　夏「ＯＫだったわ。」

　夏未がそういうと、

　円「本当か!」
　夏「えぇ、本当よ。」

　円「楽しみだな!!」




　〜〜翌日〜〜〜〜

　由梨は、雷門のユニフォームに身をつつみ、緊張した面持ちで、雷門の前に立っていた。

　由「浅葱　由梨です。よろしくお願いします。」
　円「これから、よろしくな!」

　塔「女子同士、仲良くしような!!」
　春「分からない事があったら、聞いてください。」

　女子が、由梨に話しかける。

　ふと、
　美「由梨!!」
　小「由梨さぁ〜〜ん!!」

　美里と小豆が、抱きついてきた。

　美「由梨ぃいい〜〜。行かないで〜〜。」
　小「由梨さ〜ん。……お土産、買ってきてくださいね♪」

　神「２人とも、重いと思うけど…。」

　雲居が来た。

　由「皆、来たんだ。」
　と「もっちろん!」
　汐「由梨、頑張って下さい!」
　由「ありがとう。」

　ふと、
　笙「でも、由梨さん。できるの。」
　美「あっ、それ気になってたぁ。」

　由「普通に、大丈夫だけど…。」

　由梨が、そう答えると

　羽「あれが、あるしね。」
　由羽が、言う。

　美「まぁ、確かに。あれだしな。」
　美里と小豆は、ようやく由梨をはなした。

　『『『あれって、何だ?』』』

　瞳「そろそろ、出発するわよ。」

　「「はいっ。」」

　神「由梨っ!頑張ってね!」
　早「頑…張って…下さい!」　))早苗、初セリフ!

　由梨は、雲居に見送られ、キャラバンに乗った。



　由梨の席は、まぁ、とりあえず春奈の隣です!


　春「隣、よろしくお願いします!」
　由「よろしく。」
　春「じゃあっ!自己紹介しますか!」

　春奈がそう言い、皆がひと通り自己紹介し終わる。
　そして、おしゃべりが始まる。

　ふと、春奈と会話してしていた由梨が呟く。
　由「おもしろいね、ここは。耳を聞こえなくしても、本音がダダ漏れだなぁ。」

　春「へっ?」
　秋・夏「!!!!」

　由梨は、浅葱色の瞳を楽しそうに、細めた。