二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 黒子のバスケ〜二人で一つ〜 10000打企画開催中! ( No.619 )
- 日時: 2012/12/25 23:56
- 名前: このみ (ID: pt4UZong)
- どうもこんにちは、なつきです。 
 今日は街に来ています。
 12月25日ということで、人々は浮き足立っております。私もそのうちの一人です。えへへ。
 クリスマス仕様になった街灯の下で、敦を待ってます。
 もちろん、デートするために!
 「なつきー。お待たせ〜。ていうか来んの早くないー?」
 『早くないよ?』
 「えーでも十分前だよ」
 『普通じゃない?』
 「こーゆーのは、男を待たせるもんなの。次からは遅れて来てね」
 『……そっか、じゃあ、ギリギリに来るね』
 皆さんお分かりの通り、私の敦マジカワ。
 なに、遅れて来てねって!ぴったりじゃなくて遅れて!!ここ重要!
 ていうか敦の格好!可愛いよ可愛いほんと天使!
 そこら辺の男とは比べ物にならないよね!
 「それじゃ、デートしよっかぁ」
 『うん!』
 手を繋いで、歩き出す。
 敦は私の歩幅に合わせてくれてて、それだけで幸せになるの。
 バイキングなうです。スイーツバイキング。
 私はチョコレートケーキを中心に攻めてるんだけど……。
 敦は端から食べてって、一時間経った今、全部制覇しました。そしてもう一周しようとしてます。胃袋すごいな。
 絶対自分の分どころか私の分まで元取ってるよ。ありがとう。
 『いっぱい食べるね……敦』
 「んー?まだまだ入るし。てゆーか……」
 『?』
 俺的には、なつきを食べたいんだけど。
 ボボボッと顔が赤くなる。それを見て敦は笑うと、ケーキが服に付かないようにテーブルを乗り越えて、私の口にかぶりついた。
 『(クリスマスでよかった……。皆いちゃついてて気にしてない……)』
 頭の隅でそんなことを考えながら、敦のそれに応えた。
 敦が食べ過ぎて、お店の人に『お願いだからもう来ないで』っていう目で見られながらも、お会計を済ましてショッピングへ。
 お互いの好きなお店に入って物色。
 途中でクリスマスプレゼントを交換した。
 私からは、トトロの着ぐるみっていうか、パジャマみたいなやつ。ただ単に着てもらいたいだけですごめんなさい。でも絶対似合う!
 敦からは、パーカー。それも何故か、敦が使ったやつを何枚も。
 「部活の時に着てね〜」
 『……でもなんで使ったやつ?』
 「俺のなつきっていうアピールと、俺のサイズだったらぶかぶかでしょー。それを狙った」
 oh……。なるほど……。
 つまりあれですね、萌えというやつですね。
 『ありがとう。毎日着る!』
 「んー」
 『……敦の匂いする……。甘い……』
 本当にいい匂いするんだよ、だから変態とか言わないで!
 「これから俺の家来ない?誰もいないし」
 『ご両親もいないの?お出かけ?』
 「……いい年こいてデート」
 『いいじゃない、素敵だよ。大人になっても、恋人感覚でいられるって、素敵じゃない』
 「そう?」
 私もそんな風になりたいなぁなんて思いながら、敦のおうちにお邪魔することにした。
 それから、帰ってきた敦のご両親と一緒にクリスマスパーティーをした。ご両親優しすぎる。てかでかい。いや、そんなことよりもお父様かっこいい!お母様美人!!これだもん敦もかっこよくなるよね!
 そのお母様に「折角だから、泊まってって〜〜!ね?敦も泊まってほしいって言ってるから〜〜!」とお誘いを受け、泊まることに。
 「なんかごめん……」
 『ううん!嬉しかったから!』
 敦のお部屋で寝ることになって、ちょっとだけそわそわしながら、敦のあぐらの上に向き合う形で座る。
 ぎゅう————ってしてくれて、私の中の何かが弾けた気がした。(気がしただけだよ?)
 お母様がお風呂の準備出来ましたよ〜〜って呼びにくるまで、そうやって幸せを噛み締めてました。
 リア充でごめんなさい!
 (ラブラブね〜〜!私達もラブラブしましょうかお父さん♪)
 (若者に負けてられないな!)
 あとがき
 普段書けないデートを書いてみました!
 ご両親捏造した上になつきのテンション高いです。
 と、とにかくめりーくりすます!!
