二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: バカとテストと召喚獣 二次(?) ( No.45 )
- 日時: 2012/09/08 20:58
- 名前: F (ID: pK07DWyY)
- 「お姉さまに捨てられて以来、美春はこの日を1日千秋の想いで待っていました....」 
 「ちょっと!いい加減うちのことは諦めてよ!」
 戦闘が始まりそうだ。
 というか、『お姉さまに捨てられて』ってどういう意味なんだろう。
 「島田さん、お姉さまって—」
 「嫌です!お姉さまはいつまでたっても美春のお姉様なんです!」
 「来ないで!ウチは普通に男が好きなの!」
 「嘘です!お姉様だって、美春のことを愛しているはずです!」
 「このわからず屋!」
 .....なんだか、遠い。島田さんが、遠いよ....
 「行きます!お姉さま!」
 2体の召喚獣の距離が詰められる。いよいよ戦闘だ。
 「はあぁぁっ!」
 「やあぁぁっ!」
 2人の声が廊下に響く。
 これは、正面からぶつかったら、島田さんの負けなんじゃないだろうか。
 FクラスvsDクラスなわけだし。
 「島田さん、真正面からぶつかったら不利だ!」
 「そんなこと言われなくてもわかってるけど、細かい動作はできないのよっ!」
 直後、島田さんが力負けして獲物を取り落とした。
 しょうがない。
 「Fクラス、織斑 一騎、加勢します!『サモン!』」
 僕も召喚獣を呼びだす。ここで、副隊長の1人を失うわけにはいかない!
 そして、小声で明久に言う。
 「明久、科目を変えてほしい。今すぐ現代国語に変えて!」
 「そういうのは雄二から許可貰わないと!」
 「じゃぁ、それも含めてお願い!」
 それだけ言って僕は召喚獣に援護させるようにする。
 「須川君、科目を変えることを雄二に伝えて!福村君は現代国語の—」
 よかった。明久がちゃんとやってくれたようだ。
 あとは、僕の仕事だっ!
 『Fクラス 島田 美波&織斑 一騎 vs Dクラス 清水 美春
 化学 11点 &58点 vs 94点 』
 島田さんは一応点数は残ってるけど、多分戦えないだろう。
 となると、清水さんと僕の一騎打ちか...
 点数差36点。まぁ、普通の召喚獣なら無理だろう。
 でも、僕は『観察処分者』だ!
 剣を構えて突っ込んできた清水さんをかわし、逆によろいをつかみ、投げる。
 点数をみると、18点しか減ってなかった。
 まぁ、いいや。これを続ければ倒せる....しっ!!
 また突っ込んできた清水さんをかわし、今度は、木刀で下から袈裟切りを掛ける。
 浮いたところを今度は上から木刀をたたきつける。
 再び点数をみる。今度は32点減った。残りは、44点か。
 今度はこちらから行かせてもらう!
 こちらから突っ込んでいき、一気に木刀を突き出す。
 「.......痛っ!」
 無論、相手も黙っているわけではないので、ちょっと腕を裂かれたが、
 『Fクラス 島田美波&織斑 一騎 vs Dクラス 清水 美春
 化学 11点 26点 vs 0点 』
 ふぅ、どうにか倒せたみたいだ。
