二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: バカとテストと召喚獣 二次(?) ( No.56 )
- 日時: 2012/09/13 21:23
- 名前: F (ID: pK07DWyY)
- 翌朝、いつもどおり学校へ向かう。 
 「おはよー。あれ、明久は?」
 「ん、一騎か。明久はまだ来てないぞー」
 「ふーん」
 まだ明久は来てないのか。
 それなら...読書でもしようっと。
 趣味なんだけど、この学校に来て、初日から忙しかったからできなかったんだよなー。
 ...............................(←読書中)
 気がつくと明久が扉を開けて廊下を疾駆していた。
 「ハァ、づがれた〜」
 背伸びをしてから、机に突っ伏す。
 やっと4教科終了。
 ふぅ、やっと昼だ。
 と、言うことは...姫路さんの手作り料理だ!
 「明久の席近くにみんなが集まっているのを確認し、明久の席(すぐ前)に行く。
 と、みんなで昼ごはんの話をしていたので、
 「みんな、覚えているとは思うけど、今日は姫路さんが手作り料理を作ってきてくれている日だよ?」
 「そっか、そういえばそうだね!」
 「大助かりじゃ」
 「................うれしい」
 「ああ、食費が浮いて大助かりだ!」
 ふむ、どうやらみんな忘れていたようだ。
 「そういえば、一騎も一品だけ、作ってくるんじゃなかったっけ」
 「ああ、ちゃんと持ってきてるよ。冷凍保存して。刺身だから」
 「へ、へぇ〜」
 む、食中毒の危険性を疑ってるな?
 ちゃんと凍らせて持ってきたのに。
 まぁ、いいや。
 「ところで、その姫路さんは?」
 「さぁ?まぁ、取り敢えず、俺は自分で作ったやつをとってくるよ」
 そう言って、自分の席に向かう(すぐ後ろ)
 カバンをガサゴソ探りながら探す。
 (アレ?ないな。ちゃんと入れたはずなのに。)
 あ、そういえば、斜めにならないようにほかの袋に入れたんだった。
 その袋をとって、戻ると、姫路さんがもう来ていた。
 「それでは、せっかくのご馳走じゃし、屋上でもいくかのう」
 「そうだね」
 「そうか、それなら、お前たちは先に行っといてくれ」
 「雄二は?」
 「飲み物を買ってくる。昨日頑張ってくれた礼も含めてな」
 「あ、それならウチも行く!」
 雄二と島田さんが出かけていった。
 「さて、僕たちは先に初めてましょうか」
 「そうだね」
 そして、僕たちは屋上に向かって歩く。
 「天気が良くて何よりじゃ」
 「そうだね」
 「さて、そろそろ食べようよ」
 と言いながら、自分で持ってきた、袋を開ける。
 ちなみに刺身は醤油漬けだ。
 しかも、ちょうどよく解凍されている。
 さて、姫路さんの方はっと——うおっすごい!!唐揚げなどの定番メニューが重箱の中にたくさん詰まっている!
 「「「いただきマース!」
 取り敢えず明久と秀吉は僕の刺身を食べようとしている。
 ムッツリーニは姫路さんか...
 じゃ、僕も、自分の方をとりあえず食べるかな。
 そして、刺身を食べてみると、解凍されたばっかなので冷たいし、味もしっかりついていて、そしてまったりとしたの上で溶けていくような感じ...よしっ!うまくいっている!
 明久たちも心外というような顔をしている。
 よっしゃぁ!すべてうま——
 ドサッ
 え?何今の音。
 振り返ってみるとムッツリーニがたおれていた。
 「えぇぇぇぇぇぇ!?どうしたのムッツリーニ!?」
 ダメだ!白目を向いている。
 「つ、土屋くん!?どうしたんですか!?」
 と、ムッツリーニが立ち上がった。
 な、なんだ。今のは演技か——
 ムツリーニがグッドサインを出している。
 おそらく『すごく美味しいぞ』と言いたいんだろうけど——
 じゃあ、その足のガク震えはどうしたんだい?
 「お口に合いましたか。よかったですっ」
 いやいやそうじゃないよ姫路さん。
 (秀吉と明久どう思う?)
 (演技には思えん)
 (ぼくも)
 (だよね。ヤバイよね。)
 (おぬしら、体は丈夫か?)
 (はっきり言って胃袋に自信はないよ)
 (ぼくも)
 ちなみに表情はみんな笑ったまま。
 (ならば、ここは任せてもらおう)
 ((そんな、危険だよ))
 (大丈夫じゃ、わしは意外とタフな胃袋をしておっての。じゃがいもの芽程度なら食ってもビクともせんのじゃ)
 確か、ジャガイモの芽って毒じゃなかったっけ?
 ((でも.....))
 (安心せい。ここは、わしの鉄の胃袋を信じて——)
 「またせたな。へー、こりゃうまそうじゃないか。どれどれ?」
 雄二登場。
 「「あ、雄二」」
 止めるまもなく素手で卵焼きを放り込む。
 パク—バタン、ガシャンガシャン、ガタガタガタガタ
 ジュースのかんをぶちまけて倒れた。
 思考回路停止。
 理由(雄二が倒れたのを見て口を開けた瞬間、口に投げ込まれた唐揚げ)
 起きると、教室にいた。
